鬱と迂闊な月曜日 -150ページ目

僕はまだ僕を知らない。

忘れた。
知らない。
覚えてない。

が、これからわかっていく。



アデュ。

未咲。

まだまだ。

これからだ。

逃げちゃダメだ。
逃げちゃダメだ。
逃げちゃダメだ。

絶対取ってやる。


アデュ。

未咲。

差別。

正社員の面接。アルバイトの面接。

自分はうつ病です。
月に一度通院させてください。

その一言で面接官の顔が曇る。
そして落とされる。

後日電話をします。もし電話がこなければ不合格ということでと。

期日まで電話をひたすら待つ。
だけど電話がきたことは一度もない。

うつ病というだけでレッテルをはられる。

何度も何度も、面接を受けた。
今年だけで40社ほど受けた。
でも受からない。

例えスキルがあったとしても受からない。


僕はある一人のひとに恩返しがしたい。
少なくとも支え続けてくれたひとだ。

だけど、今の自分では生活するのがやっとで、子供に何か買ってやることもできない。


むかし、あるひとから言われた。
転職するなら自分の年齢の分だけ履歴書を書けと。
書いた。
でも、書いた分落とされた。

もうスーツを着るのが嫌になった。
ネクタイをしめると首を絞めているような感覚になる。
革靴を履くと、かかとがない。

明日も面接だ。
きっと落とされるであろう。
でも行くしかない。

動かない限り合格はない。

でも、また面接官の顔は曇るんだろうな。


家にいると虚しくなる。
無音の中、暗くなるのを待つ。
そして一日が終わって、また次の朝が来る。
朝が来てもまた変わらない一日だ。

一日が早いような、短いような。どちらにせよ無駄な一日だ。

無駄な時間。無駄な人生。
どこかに希望はあるのだろうか。
そんな光も見えないまま今日も終わります。


アデュ。

未咲。