会社や学校のプロキシサーバーがネットワークの負荷を軽減したり、セキュリティの強化に役立っていることがわかりました。

こうした「会社や学校のプロキシサーバー」とはまた別に、インターネット上には「オープンプロキシ(公開プロキシ)」というものが存在します。
たとえば私たちが、(プロキシサーバーを通さずに)自宅のPCでどこかのWebサイトを閲覧しているとします。
そういうとき、接続先のWebサイトには自分のIPアドレスが記録されますが、オープンプロキシサーバーを経由して接続すると、プロキシサーバーのIPアドレスが記録されます。自分のIPアドレスを明らかにすることなく、Webサイトにつなげることになります。
オープンプロキシは、本来は、ネットワークへのアクセスの匿名性を保証するために公開されているもので、たとえば、通信の自由がないような国からでも安全にインターネットにアクセスできるようにと善意で設置されているものが多くありました。
しかし、この匿名性を悪用すれば、自分の身元を隠しながら「クラッキング」や「荒らし」行為ができてしまうため、オープンプロキシはネット犯罪の温床のようになってしまったのです。
掲示板サイトなどでは「プロキシ禁止」(「プロキシ経由禁止」)と、書き込む際のアクセス制限を設けているところも多くあります。ただ、「プロキシ規制」をしても、プロキシサーバーであること自体をも隠蔽するサーバーも存在しているのが現状です