以前に投稿したのですが操作を間違えてレビューを消してしまったことをお詫びします。再度レビュー投稿をします。



村山聖は5歳のときにネフローゼを発症し1998年に亡くなるまでその病気と付き合い続けました。



小学校時代
主に院内学級・療養学校で暮らし病人らしかなぬ元気いっぱいな子だったという。また父と将棋を指したことが棋士になるきっかけとなった。

難病で同じところで入院している子どもたちが亡くなっていく中ベットの上で将棋の本を読んで勉強することで死の恐怖から逃れられた。

入院しているときに広島将棋センターに通って腕をさらに上げ全国小学生名人戦に出場した。後に名人になる佐藤康光と対局し破れた。ちなみにこの大会に羽生善治も出場していた。この時期に谷川浩司が弱冠21歳で名人になるなど将棋界に新たな動きが出た。



中学校時代
東京の西日暮里将棋センターで新宿の殺し屋の異名をとったアマ名人の小池重明と対局し何と勝利してしまう。驚きももの木20世紀をyoutubeでみたことがあるがプロより強く、しかも将棋の勉強をほとんどしなかったと言われる。こんなすごい人に勝利したのはすごいなぁと思いました。

プロになりたい気持ちが高ぶるも両親はネフローゼに対する体調管理の不安から奨励会に入るのに反対する。しかし、本人の強い主張により大坂の奨励会に入会する。

そのときに森信雄の弟子となる。しかし、大人の事情で奨励会入りは一年後となる。しかも、ネフローゼが再発し入院した。村山聖と森信雄とは後に父子のような関係になり棋力においても精神的な成長においても大切な役割を果たすことにもなる。昭和58年に正式に奨励会に入会を果たし森信雄の師匠にもなった。

入会が決まってもバレないように病院に通院していた。退院後に広島の実家から大坂の将棋会館に通うことを決めた。そのためか奨励会初段まで登りつめた。



プロ棋士時代
中学卒業後大坂の将棋会館から徒歩5分のアパートに一人暮らしをする。寝るところ以外は将棋の本・漫画・ゴミ類でいっぱいだったという。しかも、ダニはいるし髪は切らないという。

自身のアパート・将棋会館・森信雄のマンションというトライアングルの中で将棋の研究・詰め将棋を解くなどといった生活サイクルは一定でありプロ棋士になってもほとんど変わってないという。そのルーティンから「終盤は村山に訊け」というほどの終盤力がついたといわれる。



狭い生活サイクルの中ネフローゼに苦しんでアパートで寝込む・入院するの繰り返しで休会することはしばしばあった。それでも羽生善治・谷川浩司という強敵に勝つことを目標に将棋を指し続けた。

入退院を繰り返しながらも勝ち続けて名人に近付く村山聖も別れを経験する。奨励会の先輩である加藤昌彦は年齢制限により退会する。師匠である森信雄は結婚し引っ越すことで独立することとなる。難病を抱えていても自立することになることを知りました。


平成7年1月17日に阪神淡路大震災が起こった。谷川浩司の自宅も被災した。その年7冠のかかった羽生との対局に勝利し王将を防衛し被災者たちを勇気づけた。

震災で弟弟子を亡くした村山聖は自分の死が近いことを感じ東京のマンションに引っ越した。大坂に住んでいたときから多くの棋士・将棋関係者たちに愛されていたが東京でも相変わらず多くの人に愛されていた。東京に住んでいたときに谷川浩司から初勝利を収め、ついには羽生善治にも勝利した。名人になりたい強い思いで将棋を研究した成果であるといえる。

東京に移ってからよく遊び、よく勉強し強敵にもよく勝ち続け青春を送るも血尿が出始め後に膀胱癌と申告された。それでも家族や棋士たちに相談せずに対局を続けるも負け続けてしまう。



平成10年に膀胱を摘出する手術を終えた後再び勝ち続けるも癌が再発した。

名人になるために治療に専念すべく広島の実家に戻り、食べたいものを食べ、父と一緒に古書店を巡って欲しい本を買った。平成10年はフランスW杯の年なのでテレビ観戦をして将棋から離れた。

闘病の末平成10年8月8日に村山聖は亡くなった。訃報を聞いた家族や将棋関係者は悲しみに包まれた。


僕が小さいときに公文式のCMで羽生善治が出ていたのを知っていてものすごく強い印象があったが村山聖のことは知らなかったです。ネフローゼという難病を抱えながら生きることを諦めずに将棋を指したすごい棋士だということを知りました。生きるためにありとあらゆることを考えていたのかなと思います。その答えが将棋だったのだろうと思います。

病弱にも関わらずプロ棋士として将棋に明け暮れ、少女マンガを読み、飲みに行くなど青春を送れるのは幸せだったと思います。自分も弱みを理由に諦めないようにします。

聖の青春が昨年映画化したくて観たかったのですが今年になって観ようとしたら最寄りが大坂・名古屋でしか観られないということで諦めました。そのため本で読もうと思いました。シンゴジラや今なお上映している君の名はは本当にすごい映画やなと実感しました。あと、三月のライオンが今上映されていてアニメ化もされているのでさわりだけですが将棋はおもしろそうだなと思います。マンガは今現在2巻持っているので引き続き集めます。