今年の初めから始まったGR86を使用した実車テスト
テスト車両:TOYOTA GR86 RC 6MT
チューニングはしていません。
ノーマル車両のテストです。
リアデフ:ノーマル
※チューニング車両はチューニングショップにてご相談の元で判断してください。

テストオイル
●エンジンオイル
フォーミュラストイック 0W-20 5W-30 0W-40
R 0W-20 0W-40
Bx-spec 2.5W-30 5W-40
●ギヤオイル
MT
フォーミュラストイック 75W 75W-80 75W-85 80W-140
R 75W-90 85W-90 75W-140
デフオイル
フォーミュラストイック 75W-90 80W-140
R 85W-90 75W-140
ブレーキフルード
DOT-5.1 DOT-Racing
クーラント
G-protection
走行テスト場所
サーキット
スパ西浦モーターパーク
鈴鹿サーキット 国際本フルコース
一般道走行と高速道路を通常走行で使用
油脂類装備
TOMEI 東名パワード オイルパンバッフルプレート
Defi 油圧計
この車両でテスト行う目的は仕様条件に合わせた適切な油脂の選択を行いためです。
まずストレーナーのごみ詰まりにつていは、この車両は「詰まる恐れがある」ことを前提にリスク軽減する必要があるということです。
大きな液体パッキンの破片はストレーナーでキャッチできるでしょう。しかし網をすり抜ける細かな液体パッキンも多くあると考えます。
そのためスピードハートとしてはオイル交換と同時にオイルエレメント交換は毎回交換が良いと考えます。
※これはリスク回避の提案ですので判断はユーザー判断でお願いします。
エンジンブロー対策(メタルブロー対策)(スピードハート提案)
サーキットと一般道では対策が異なると考えられます。
※シフトミスのブローはドライバースキルの問題と考えますので別とお考え下さい。
●サーキット
(油温125℃~130℃内で走行 クールダウン後100℃付近)

サーキットテスト走行時の油圧低下はどの粘度も走行時ではなくクールダウン時に1kgを切る警告ラップ点灯がありました。
クールダウン走行を行い横G(オイルの偏り)+油圧低下対策のため少し回転を加えながら注意して走行することで油圧確保をしながら車両特性に合わせた走行が必要と感じています。
スピードハートとしてはサーキット走行では適正油量より0.8L~1Lプラスが良いと思われます。
※ただし走行後は0.3L~0.5Lは抜き取りも必要です。
横Gによりオイル油膜切れ防止と油圧低下時の油膜保持向上を目的とてします。横G対策ではオイルパンバッフルプレートも使用していますがさらなるリスク回避を目的にしています。
※スピードハートオイルを使用したテストですので他社オイルに適合した提案ではありません。
テストしたサーキットの適正粘度
ストレートが長く冷やすことができる場所では
フォーミュラストイック5W-30 R 0W-40
ショートサーキット フォーミュラストイック 5W-40 R 0W-40
ミッションオイルは75W-90がベター
夏場の走行で80W-140を使用してみましたが気になるようなシフト重さは感じませんでしたが、エンジン始動直後のシフトは少し硬さを感じました。油温が上がるとすぐに気にならなくりました。

●一般道(通常走行:スピードハート提案)
オイル粘度を硬くすると燃費がリッター8km前半
低粘度にすると10km以上になり粘度で燃費が変わることを実感しました。
街乗りやドライブではBx-spec 2.5W-30がベストマッチだと思います。油膜切れ防止策として一般道では適正油量より0.5Lプラスぐらいが良いと考えますので適正は5L Bx-specは5.5L粘度も通常使いから少しアグレッシブ(サーキットまで対応できる)に回転を回しても十分対応できます。
ミッションオイルは軽さを求めるようでしたらフォーミュラストイック75W-80がおススメです。
保護感やミッションタッチに油膜感など安心感が欲しい時はフォーミュラストイック75W-90MTやR75W-90が良いでしょう。
一般走行では快適性重視で操作しやすいオイルを提案いたします。
この粘度でサーキット走行しても違和感は全くありませんでした。
※スピードハートオイルを使用したテストですので他社オイルに適合した提案ではありません。
使用したエンジンオイルはどれもLSPI対策されたオイルを使用しているのでご安心ください。


★テストを担当したスピードハート サカモトより

この車両はとても良い車両で、この時代の中でも比較的購入しやすい価格帯で街乗りからサーキット走行まで十分可能です。
しかし車両特性や癖といっていいのかな?特性を理解して車と向き合いながら走る車両だと思います。
エンジン系では少しナーバスなところもあるのでより向き合いながら走行してほしいと思います。
オイル粘度の提案やオイル油量など規定ではないものもありますのでご交換されるショップさんと相談しながら選定を行っていただいて車に乗る楽しさ(愛車)などをぜひ味わってください。