皆既日食とか皆既月食とかがときどきあり、天文イベントになったりする。
改めて考えると不思議である。地球から見たときに月と太陽の大きさが全くと言ってよいほど同じなのは。
月は地球の衛星だが、衛星にしては異常なほど大きい。そのため、地球との親子説や兄弟説があったが、組成の説明がつかないことから、大きな他の星が地球に衝突して分離したものと考えられている。
つまり、木星や土星とその衛星たちのようにファミリーではないわけで、言わば余所からやってきた他人になる。
この普通とは違う衛星がたまたま地球の重力圏に居るがために日食や月食が見れるわけである。地球は直径で月の4倍近く大きく、月とともに太陽からずっと離れているので、太陽の光は平行でほぼ地球の大きさの陰をつくり、そこにときどき月が隠れることになる。皆既日食のように月と地球の影がちょうど重なることはない。そうであれば地球は月と同じ大きさの双子星ということになってしまう。(その方が美しいか)
聖書に、月と星は神様がそこにおいたもの、という言葉があるそうで、全く普通ではない衛星が偶然、人間の居る地球にだけあるのは自然の神秘を感じずにはいられない。
神様は折角の自分の工夫を理解して喜んでくれる生き物として我々を地球においたのかもしれない。
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視点を変えて日食時に地表に堕ちた月の影の画像がないかと探した。