東日本大震災の影響で太陽光発電に注目が集まっている。
停電のときに使えるかというのが主な注目点になると思うが、これが実は結構難しい。マニアと自認される方の最新の状況を伝えたサイトがあるのでご参考に。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/20110323_434311.html
自立運転に切り替えて頑張っても安定してできるのはやはりライトの点灯と携帯の充電ぐらいのようであまり期待したほどのことができないのが現状のよう。
設置でもかなり大きな屋根面積を要することが多い。定格出力も一般的には天気や設置方向と角度で異なるので仕様より3割は出力ダウンとなるのが普通のようだ。標準的な3kW出力となると東京あたりの一般家庭の屋根面積ではかなり苦しいのではないかと思う。
さて、問題はこれに留まらない。耐用年数が意外にないようだ。10年かそこら。素子の一部がやられて全体の性能が出ない。これについては健全な素子を集めて張り直し、またパネルとしてリサイクルできるらしい。
しかし、ダメになった素子やパネルはリサイクル技術が確立していない。やっと昨年から開発が本格化したという状況。廃棄では産廃扱いでやっかいな代物となる。そろそろ初期の補助金で導入した家からの違法投棄などが目立ち始めるのではないかと懸念される。
もっと現実的な話をすれば、太陽光発電を設置すると屋根の寿命が極端に縮む。50年や半永久的に持つ屋根(チタン)を導入しても雨漏りがどうしても起きる。10年に1度は見直さないといけない。コーキングのやり直しで済めばいいが、雨漏りは入り口はわかったとしても中をどう伝って広がっているか突き止めること自体がかなり難しい。もし、それで木材を腐らしたりしていると屋根の一部葺き直しとなり、かなり高額となる(足場代にかなり費用を費やすし、面積が大きく全面葺替えになりやすい)。これを10年毎にやっていたら普通の家庭ではたまらないのではないだろうか?まだ導入促進で1回目で済んでいるところがほとんどだろうが、死ぬまでの間、10年毎にとなると。。。
本当に自然にとってやさしいのは何もしないこと。それでは我々は家をもてなくなってしまうが、無駄なこと、便利だが環境に負荷を与えることをどこまで抑えるか見極めるのはなかなか難しいといえる。