こんにちは。
トップ画像を見て、「アレッ、GTSのカスタム、もう出来上がったんだ…」なんて
思った人もいるかもですが、そんなワケありませんがな(笑)
今回ご紹介するのは、ノルウェーのカスタムバイク・ビルダー、
Roel Scheffers氏がビルドしたGTS1000カスタムの力作なのです。
「GTSを素材にしたカスタムって、あるのかいな?」と思い、ネット検索する中で知りました。
インターネットで引っかかる限りでは、世界中で私の知る限り7~8台くらいはGTSのフルカスタムが
存在するみたい、ですが…正直言って、私の興味の対象にならないバイクばかりでした m(_ _ )m
なので画像は載せません。興味のある方は、YAMAHA GTS CUSTOM で検索してみてください。
ちなみに日本にはGTSをフルカスタムしてる奇特な方は、今のところいらっしゃらないかと (;´▽`A``
そんななか、Roel Scheffers氏のこのGTSカスタムは断然COOLな仕上がりで、
私の目指す方向にも近いものを感じました。
今後のカスタム作業の参考にもなるのではないかと思います。
それでは、じっくりと見ていきましょう。
ヒェッ!スゴイ場所にディスプレイしてますね…((>д<))
まず、全体に無機質なメタル感覚がバイクのキャラクターに合っていますね。
メカニズム部を最大限に露出するかのようなスタイリング。
唯一ペイントされたモーター部が色を加えています。
後輪は、やはり片持ち化されていますね。コレは、私もやりますよ~
フレーム右サイドの一部が、バー状のパーツに交換されているのはアクセントでしょうか?
ノーマルGTSのガスタンクは、インジェクション後ろのシート前にあるので、位置的には変更なしですね。
前方にもコックが見えますが、なんだろ?エンジン・オイルじゃないし、ラジエータ液か?
ヘッドライトにワンポイント。
まつ毛、エクステしてみたの~💛
ノーマルGTSの場合、前輪の上下動にあわせて伸縮する操舵用シャフトがあるのですが、
これを排して、>型のリンク機構を造ってますね。メカニカルでカッコいいです。
ヘッドライトはこの装着だと、前輪と一緒に上下するのかな。
ラジエータは本来エンジン上部の結構高い位置にあるのですが、
車高を抑えるためでしょう、低い位置に移設されています。
キッチキチの場所にキッチリと収めましたね…ラジエータそのものを作り変えたのかな?
それにしても、この左側のフロント・セクションは、GTS最大の見せ場ですね。
フロント・サスも交換されているようです。
フレームを一部交換しているのは、なるべくパワーユニットを露出させたい、という狙いですかね。
4into2のエクゾーストは、ステンレス製ですか。
ちなみにこのマシンは、Scheffers氏にとって、カスタム10号機なのかな?
前輪片持ち式の迫力が良く伝わるショット。
ここだけ見たら、まるでクルマですよね。
かなりのバック・ステップですな。
リア・サスは、ビューエルのように、エンジン下部にセッティングされてるようですね。
全体のフォルムとして、ボディ前半にボリュームをもたせ、後部はキュッと小振りに軽快に。
ノーマルの姿からは一転、未来的でレーシー、そしてどこか退廃的な匂いのするスタイリングに。
うん、カッコいいです (°∀°)b
しかし、こうして走行している姿を見ると、フロント・スイングアームは独特の迫力がありますね…
こんなバイクに追い越されたら、ビックラするなぁ…(@_@)
あ。Scheffersさん、もしかしてエンジンの色とシャツの色、合わせましたぁ?(*^.^*)
なんとなく未完成で粗削りなカンジが独特の存在感を放っていて、
オンリー・ワンなカスタムマシンに仕上がっていますね。
GTSカスタムのベンチマークというか、先達が築いたひとつの目標として、
このマシンを超えるマシンが創造できれば、と願っています o(^-^)o
ちなみにScheffers氏のHPでは、このGTSカスタムのイラスト入りのTシャツやグッズが買えますよ。
HP http://www.scheffersengineering.com/
FB https://www.facebook.com/scheffersengineering?pnref=story
to be continued....