ダンナ (古着屋Speech) のブログ -7ページ目

ダンナ (古着屋Speech) のブログ

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保育園からずっと一緒に育った




地元の友達達。




その中の一人が




一枚の写真を




送ってきた。




写真は




なんの変哲もない




居酒屋の写真。




最初は




なんだこの写真




と思ったけど




すぐにわかった。




それは




記憶の断片に




しっかりと保存されてあった。




ああ




この居酒屋




兵庫県の海沿いにある居酒屋だ。














専門学校を卒業して




僕は介護施設に就職した。




新入社員イジメがひどくて




半分以上はすぐにやめていった。




毎日が




おじいちゃんおばあちゃんの




介護というより




先輩の機嫌取りで終わる。




必死に必死に耐えた。




土下座もいっぱいした。








四年間働いて




少し居心地が良くなってきた。




今じゃ考えられないくらいに




現実的でつまらない大人に




なろうとしていた。








あれ?





このままじゃなんかがダメになる。




僕が




僕じゃなくなる




ブラックホールに




吸い込まれる。









きっかけはたくさんあったんだけど




それはまた話すとして




僕はヒゲをはやして




ロン毛にして




課長や




先輩に逆らって




仕事をやめた。
 









小学生の頃から




毎日を自由に生きる事に




なぜか憧れていた。




学校に侵入する




犬になりたかった。









仕事をやめて




ずっとしたかった




放浪の旅をする事にした。




その話に乗ってくれたのが




写真を送ってきた友達。









行く当てもなく




とにかくフラフラした。




目に入ってくるものが




働いていた頃よりも




ずっと素直にそこにある。









空が青い




風が心臓を吹き抜ける




遠くの方で




水しぶきをあげた宝石が




キラキラと光っている。




空気の匂い




いい匂い。




「僕が死んだらこの暖炉で火葬をしてもらう。僕はそれでいいんだ。稼ぎのない日は水を飲んで寝ればいい。それだけの話さ。」




「私はねぇ、毎年このベンチに座って遠くの花火を見るの。ここからでいいのよ私は。ここからで。岐阜県からきたの?それはまあ遠い所からようこそ。ゆっくりゆっくりしておいきね。」




「夜中に外でひっそりと飲む日本酒はいい。贅沢だ。お?もう昼か?あ、違う、朝か。」









「いつまででも寝ていればいいよ。」









そんな輝いた言葉たちを聞きながら




ふらっと立ち寄った居酒屋。




それが兵庫県の海沿いにある居酒屋だった。




普段あまり食に興味のない僕でも




本当においしいとすぐにわかった。




ほっぺたが落ちるってこういう事を言うんだな。




お酒をゆっくりと飲んで




感動していると




友達が言った。









「俺さぁ、俺決めたよ。いつかさぁ、いっつか本当に愛してる人ができて、その人と結婚したらさぁ、絶対にまたその人とここに来るよ。結婚できるかわかんねーけど。笑」














友達は今年の冬に結婚式を挙げた。




本当に綺麗で




天使の様なお嫁さんだ。




本当に2人であの居酒屋に行ったんだね。




僕の脳みそが




ちゃんとその話




汚さずに保存しておいてくれたよ。




綺麗なまんまね。




おめでとう。














最近地元の奴らに




全然会えてないなぁ。




元気?




僕はまぁ、結婚の予定すらなく、




相変わらずだよ。










お前がダメになって




地元に帰って来ても




笑って迎えてやっから




大須で頑張って来いよ




けいたは




俺らの期待の星だかんな。









本当にいつもありがとう。










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明日は大須Speechで待ってます。




おやすみなさい。