金曜日は
Speechのイベントにも
DJとして出てくれる
セッキーが回すと言うことで
iNTERACT
ってイベントに
参加させてもらいました。
カッコイイDJさん達に
「お疲れ様です」
なんて声をかけてもらって
自分がカッコイイ人間になった気がして
なんだか
とろけそうな気分でした。
高校生の僕が
今の僕を見たら
なんて言うかな。
「なんか気に食わない奴だ」
って言われる気がする。
当時クラブなんて
遠い遠い存在で
イケイケな男と
イケイケな女の子が
悪い事をして
チューする所で
女の子とまともに会話すらできない
童貞だった僕には
もんもんとする場所だった。
「俺さぁ昨日クラブで◯◯さん(ラッパー)とすげぇ仲良くなったよ」
そんな会話をしている高校生が
本当に羨ましかった。
中学生の頃
本当に人間が大嫌いで
学校に行ったり
行かなかったり
だった僕。
もちろん勉強もろくにせず
スーパーバカ。
なんとか進学出来た高校は
岐阜県最高のヤンキー高校
定時制(夜間)高校。
岐阜県各地から
よりすぐりのワル達が集結。
僕のクラスは
16歳から
上は50歳までいた。
登校初日。
土木作業着のまま
登校してくる生徒達。
金髪
ピアス
ギロつく目。
僕は黒髪
チェックシャツ。
中には少しだけ普通な生徒も居た。
神様どうか
ヤンキーじゃない子が
僕の隣の席になりますように。
僕の今後の高校生活決めるであろう
運命の席順。
僕を取り囲んだのは
全員本物のワル。
ああ、マジで終わった
と思った。
もう何年も何年も前の話だけど
今でもよく覚えている。
僕は窓側、
後ろから2番目。
前には身長183、ロン毛にメッシュキャップ、ムキムキの年上。Oさん。
右前には、今思えば1番怖かった人。金髪にパーマ、バンダナを巻いていた年上のNさん。通称KING。スタンガンのKING。
右には、でっかいピアスで二つ上の金髪。H君。
右後ろには、ムキムキで短髪。イケメンで同じ歳のS君
後ろには、赤髪で舌ピアス、かなり痩せていた同じ歳のM君。
もう
しょんべんちびりそうだった。
でも一瞬でわかった事がある。
このクラスをしめるのは
間違いなく前にいるOさんと
右前にいるKINGだ。
なんとか好かれようとして
最初はOさんに頑張って喋りかけた。
「お、おおお、俺、けけ、けいたって言う名前です、です。よよよ、よろ、よろしくス」
震える手と足。
そしたらOさんは
「なんか震えてねーか笑?お前なんかおもしれー奴だな笑。よし。今日からお前のあだ名はペータだ。よろしくな。ペータ。」
ド田舎から来たいもさと
頑張ってる感がなんかうけたらしい。
とりあえず安心した。
KINGはそれを
ガムをクチャクチャと噛みながら
ニヤニヤして見ていた。
少しだけ学校に慣れてきたある日、
夕方5時半。
普通の高校生が帰る中
続々とヤンキー達が集まり始める。
僕達夜間高校生。
玄関になぜかひょっとこのお面をした
KINGがいた。
「ペータくーん。おはよーう」
「さあーて、これはなんでしょーう?」
KINGがポケットからだしたのは
スタンガンだった。
「君も一発くらってみるかーい?」
笑顔なKING。
少し震える僕。
「じゃあ右足からいきましょーう」
逆らえない。
怖すぎる。
僕も男だ。
覚悟を決めて右足を差し出した。
「では目をつぶってくださーい」
目をつぶる。
「じゃあいきまーす」
「いち、にの、さーん」
少しだけ右足に電気がはしった。
KINGがもっていたのは
おもちゃのスタンガンだった。
「ざんねーん、本物はこっちでーす」
もう片方のポケットから
本物のスタンガンを取り出した。
バチバチと音をたてる
本物のスタンガン。
夕焼けが綺麗だった。
43人で始まった1年生。
無事に卒業できたのは10人ぐらい。
皆
捕まったり
本物になってしまったり
行方不明になったり
死んでしまったり。
僕の甘酸っぱい思い出が
たくさん詰まった夜間高校。
まだまだ沢山のエピソードがあるので
また書きますね。
台風、大丈夫でしたか?
おやすみなさい。




