周辺のお店では両替はできません
I cannot exchange money in the neighboring shops
やさしい口調の日本語とは裏腹に「他のところ探そうっても、近くにはないからな
」みたいなやや威嚇的な気配も感じられる表示でした。
主語は I ではなく
そんな中、英語を読むと ”I cannot exchange money ...” となっているではありませんか。
“I” と自分が両替できない苛立ち?を道行く人々に訴えかけちゃっています。
「両替できないんです~。困るんですけど~
」などと、自分の不運な境遇を発信したところで誰も興味なんかありません。
ここは主語を ”You” にしないといけません。一般の人を表す ”You” です。そうすれば情報として伝わります。
さらに ”Money cannot be exchanged …” と受動態にすると、より客観性が出てきます。
neighboring
あと、in the neighboring shops でもいいですが、neighboring の代わりにイギリスではこのような意味合いで local を使うことがあると John 先生から教わりました。(もちろん、in the shops around here や in the shops around this area でもOKです)
- in the neighboring shops
- in the local shops
- in the nearby shops
- in the shops around here
- in the shops around this area
正しい表記例
正しい表記例 (Money が主語)
Money cannot be exchanged in the nearby shops.
正しい表記例 (You が主語)
You cannot exchange money in the local shops.
Wrapping Up
日本語は主語が省略されることが多い言語なので、英語にするときは「いったい誰がするのか」という動作の主体をはっきりさせないといけないのでやっかいではあります。逆に、英語圏の人で日本語を外国語として学んでいる人は、主語もないのに理解できる日本人を「なんじゃ、こいつら」と思っているはずです。
いずれにしても、お金のように両替できないところが言葉の尽きせぬ魅力なのではないでしょうか。ほんと大切に使わないと、です。(N.K)
この記事はパイロット版です
