桜も開花と思いきや
いきなりの暴風雨!
幸い花散らしにはなりませんでしたが
客散らしになってしまったのは
つまらない話ですが…Orz
それはさておき
気持ちはすっかり春!
花粉ですっきりしない鼻をよそに
バンコはアオスタ、アルト・アディジェが基軸となる
毎度毎度の「密度&透明感」の
爽やかなセットとなる私。
白ばかりでなく赤ワインもそうで
実際運用しているスキアーヴァやラグレインもステキですが
清清しく、それでいて「夜桜鑑賞」的なアダルトな
ムードの有るものが欲しいなぁと思っていたら
イイ感じにコンディションの乗ったこんな子が!
"Cason”2006
Alois Lageder;Hirscprun
¥1350-
(サプライヤー資料より)
アルト・アディジェのワインは、
元々ブレンド用にバルクで出荷されるものが殆どでしたが、
現当主アロイス4世は、1970年代から自社で瓶詰販売しました。
彼はアルト・アディジェの持つ偉大なワインを生み出す力を
確信しており、品質の高いワインを造ることでのみ、
過去のイメージを変えることができるという信念に到達します。
さらに自社畑を拡大し、畑を棚仕立てから垣根仕立てに変更して、
収量を低くするとともに、醸造所にも新しい技術を導入しました。
故ロバート・モンダヴィ氏との出会いに触発され、
オークの小樽での熟成も始め、アルト・アディジェのワインに、
全く新しいスタイルと品質基準をもたらしました
1991年に、アロイスはマグレ村の周囲に
30haのブドウ畑とルネッサンス様式の館を持つ
1363年にまで遡る歴史を持つワイナリー
ヒルシュプルン・エステートを購入し、
1995年に、ここに最新式設備を持った醸造所を建設しました。
栽培について1990年代初頭から、50haの自社畑全てを
ビオディナミ農法に切り替えました。
08VTからdemeter認証も取得しての販売となる同ライン
06VTのそれはビオディナミに大きく舵を切った
ラゲデールにとっては単なる「通過点」でしかない
ワインなのかもしれません
しかし、メルローを機軸に両カベルネ、
シラーとラグレインも加わる、重層感のある品種構成に
現状の収穫から6VTと言う熟成は
「通過点」とはとても思えない、華やかなアロマに
シルキーなタッチがありながら深く、
旨味に満ち溢れた味わいを付加しています
同時にゲルマン圏最良の赤ワイン生産地、アルト・アディジェ
と言う側面をまざまざと見せ付けられるようで
知性さえも刺激する、真にアダルトな春ワインですっ!
個人的に地品種礼賛は歓迎すべき向きではありますが
こうした「歴史的」に生産されている
国際品種のイタリアワインがスルーされてしまい、
「イタリアワインは難しい」とイタリアワイン離れが
進んでいるように感じることの有る昨今
是非もう一度手にとって頂きたいなーなどと感じる次第も
あったりします!
何ですと?
イタリア出張中の松永のFBアップ、無駄にやっかまないで
アダルトにスルーすれ…バゴーン!!
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爽やかだ!!
清清しいぞ!アルト・アディジェ!!
SEIJI ABE