1.はじめに
今週木曜日に参加したInteropの基調講演のメモです。IoTが花盛りでした。日本の元気のなさが心配です。世界との距離がどんどんあいて、中国がトップを走ります。
2.内容
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Interop2016基調講演
1.日時:平成28年6月9日 9:40-
2.場所:幕張
https://reg.f2ff.jp/public/application/add/462?lang=ja&_ga=1.181807079.1180161498.1461557594
3.内容
(1)IoT標準化 インテル:ジェフさん
・ポイント
・システム自動化とスマート化
・SDNインフラ
・情報の普及化
・プラットフォームの変遷
・Internet--クラウドーー5G-- Fog
消費者 企業 コミュニケーション IoT
・IoTのコンソーシアム
・クラウド ネットワーク Thingsの3要素
全てがSoftware Define
Latency, Congestionが問題となる
IoTの機器と人間の融合
・IoTの分野
政府、通信、企業、消費者、産業で必要となる。標準化はひつりでは出来ない。
・IoTの地域
US,EU,日本、中国
・IoTの標準化動向:インテルは全てに関与
・Industrial internet consortium:SAP,シュナイダー他250社
・Open Fog:MS, Dell,cisco.arm,princeton Univ他30社大学主導
・Open connectivity foundation:IBM,アクセンチュア、ZTE他180社
相互接続、テストベットの準備など今後自然淘汰
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(2)サイバーセキュリティ シスコ ジョンさん
・シスコはセキュリティ分野で$3Bの売り上げ、20年以上取り組んでいる
・未来はどうなる2020年
・78%はクラウドになる
・5TB/デバイスのデータ
・50Bのデバイスが接続
・40%の既存の会社はなくなる
・IoT
・1500社のベンチャ、19億ドルの投資
・547億台のデバイスが出荷
・約300倍のトラヒックが生成(2020年)
・3000万台/週が新たに接続
・セキュリティ
・200億(年?)のインシデントが発生
・トップの48%がセキュリティに関心がある。
・セキュリティ対策は70%がリスクの軽減、32%が成長戦略のため
・セキュリティ対策を56%がコスト、44%が競合との差別化
・シスコの取り組み
・100TBのデータを解析、250名の専門官がいる
・数千万ユーザに対応している
・セキュリティ対策の今後のキーワード
・発展:国家戦略、ビジネス戦略、人材育成
・効果測定:可視化、検知
・仲間を作る:ひとりでは、何もできない
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(3)IoT市場予測 Hauwei キュウさん
・IoT規模
・歴史:バーコード、RFID、IoT
・IoTは人の幸せのために実施する
・2020年:3400億ドル規模(内訳)
・55%:ストレージ、解析
・30%:センサなどの端末
・15%:ネットワーク
・2025年:ビッグデータの活用:11兆ドルの売り上げ規模
・車の保険など
・5Gは、eMBB(人の通信)、mMTC, uRLLC(機械の通信)
・標準化:ドイツでIndustirial4.0、中国:Internet+、日本:Society5.0
・信頼できるIoT
・シームレス
・成熟したシステム
・信頼できるメンテナンス
この3要素を実現できるのは、通信キャリアしかいない。:CIoT(cellular IoT)
・CIoTの特徴
・セキュリティ:安全なアークテクチャ、信頼できる組織、高い専門人材
・30年かけてネットワークを構築
・70%の面積をカバー、90%の人口をカバー、5百万基地局
・LPWAとNB-IoT
・LPWA(Low power wide area):100kbps以下、低コスト、ローバワー
・2020年のキャリア系のデバイス7割を占める。約20億デバイス
・LPWAの主要分野:自動車、農業、エネルギー、環境、メータ、資産、都市行政
7分野:3A2E2Mと略している
・NB-IoT(LPWAの有望なひとつ)
・10年間電池で稼働
・LTEより20dBの広いカバーエリア
・10万デバイス接続/基地局?
・$5/デバイス以下
・有望分野:スマートメータ(電力、水、ガス):中国とEUでテスト中
トラッキング(自転車、ペット、荷物)
スマートパーキング
保険サービス
・標準化:2016年9月で完了
・チップはIntel,Qualcomm、sequenceなどが9月に出荷予定
・基地局はソフトのアップグレードのみですぐに対応できる。8割
・IoTの協業
http://developer.huawei.com/en/ict/products/iot
・Hauwei:600億ドルの売り上げ、200億ドルがインフラネットワーク
・IoTで全体のパイを大きくしたい。
・10億ドルの開発投資をする。
・IoTプラットフォーム、OS、テストラボ(上海)、MBB(モバイル系のトップのフォーラム)
・OS,APIなどを公開しているので使ってもらいたい。いいアプリが出来れば各通信
キャリアに売り込みが可能
・2016年11月24日,25日に幕張でMBBを開催するのでアプリなどを売り込んでもらいたい
・分野は、ロボット、自動車、Wearable,IoT
・アイデアをどう具体化するのかが重要:井深さんの言葉
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問い合わせ先

1 2 3 4 電波診断サービス 通信が遅い、不安定のトラブルを解消します。 電波干渉 、電波の不感地、微弱電波 、他の無線AP、機器からの干渉などを調査します。 電波診断は、無線可視化ツール(Airmagnet)を使用…
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・無線歴35年の専門家が対応します。
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