映画『ホルテンさんのはじめての冒険』を観てきました。 | 名古屋を拠点にパソコンITセミナー講座の講師をやってます

映画『ホルテンさんのはじめての冒険』を観てきました。

映画『ホルテンさんのはじめての冒険』を観てきました。

名古屋のITアドバイザーのブログ-ホルテンさんのはじめての冒険


・この映画『ホルテンさんのはじめての冒険』は全編、"死"と"老い(残りの)"をテーマとして描かれた作品です。

・とはいえ、この映画『ホルテンさんのはじめての冒険』は全く重い映画になっていません。

・こういう、肩のチカラが抜けた、脱力系映画を『オフビート』な作品と言います。

・定年を迎えたホルテンさんは、パイプをくゆらすこと以外に趣味がない、真面目な人間ですが、その彼が、

列車乗務のすっぽかし、母の(行動的な昔と比べての)現状、レストランに於いて、空港でのとまどい、船の売却、パイプ店でのやりとり、夜のスポーツクラブ、自称外交官だったという老人との会話、そして、彼の目隠しドライブと突然死、そして夜のスキージャンプ。

と、いう出来事を通じて、最後に、全てを吹っ切った証として、制服を脱いで晴れがましい表情で駅に降り立って女性の前に立ったラストがとてもすがすがしいです。

・劇中で言われていた
「人生手遅れなことばかりだ。しかし逆に、遅すぎるということも無い。」
「人生は短い。待っている時間は無い。」
と言う言葉を実感している表情だというラストが心地良い作品です。

・それから、目隠しドライブのじいさんとその死、それから人生末路の実母。
この2人を撮ることによって冒頭の『"死"と"老い(残りの)"』を描いていますが、今のワシの状況に重なって、ヒトの死、そして、自分の人生のこれからなど、実に様々なことを考えさせられる作品です。


・番外として、パイプについて興味が涌く作品としても覚えておきたい作品です。
(一番良いパイプは『リレハンメルGL』らしいです。)