アメリカから戻り、仕事が落ち着いた一週間後、
消化器内科に検査の結果を聞きに行きました。

Webサイトで、ポリープが1cmを超えていたら、
がん細胞が含まれている可能性が高いと分かったし、

私の記憶に残る大腸ポリープの画像は、
Webサイトで解説されている、がんの写真に似ています。

「がん」って言われるんだろうなぁ。。。
でも、大丈夫でしたと言われたい。。。

そんな想いで診察室に入っていきました。

そこには、あの美しい若い女性の医師がいました。
私はその後、この医師の微笑みに何度か救われることになります。

結果は、

直腸のポリープは良性のもの。
内視鏡で取りましょうということに。

でも、

結腸のポリープは悪性。
内視鏡では取り切れないので、やはり手術が必要とのことでした。

やっぱり。。。

直腸は消化器内科で、結腸は外科で切除してもらうことになりました。

さっそく、入院のスケジュールを決めましょうと先生がにこやかに言います。。

ところが私、アメリカから戻ったばかりで、仕事が山のようになっていまする
しかも、お客様に待ってもらっていたので、
アポイントもびっちり。

これは何とかしなければ。。。

「5日くらい検査入院できませんか?」という質問に、

「いえ、できません」と答えました。

外来でも検査ができるということで、
予定があいている日を2日ピックアップして、
検査をつめにつめたのでした。

こんな感じです。

5月27日 出血時間、超音波検査、胃カメラ、造影剤CT
5月30日 大腸バリウム
6月3日  大腸ポリープ切除術 入院
6月4日  退院
    入院中に外科を受診して、外科手術の日程を決める。

あとで知りましたが、普通は検査をこんなに詰めることはないのですね。

とにかく、仕事の合間に検査したという感じで、
自分ががんだからと悲観に浸ることはありませんでした。

これはよかったのかも。

うちは母一人子一人ですので、
私が何かあったら、娘は一人で生きていけるのだろうかと
すぐに考えてしまいます。

こうなると、きりがありません。

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