去年は娘がよく風邪をひいたゲホゲホ

正月のインフルエンザに始まり、治ってホッとしたのもつかの間、翌月また風邪をひいた。


この時は夜中、熱が出始まった。
何となく静かだったのでもしかしたらと思い、ずっと抱っこして寝ていたので、体温が急に上がってきたことに気が付いた。

37.1度。
日付が変わって日曜日の午前1時だ。これ以上上がりませんように。
そう思いながら様子を見るしかなかったが、午前2時、40度に上がってしまった。眠気と見たことの無い数字に二度見するほど驚いた。

あっという間に上がった体温に本当にびっくりして、軽くパニックになった。

そして呼んでしまった。
救急車救急車

救急車を呼ぶ程では無かったかもしれないけど…
でもこの日は日曜日、翌日は祭日の月曜。病院なんかまともに開いてない。
夜中に救急に電話してから車で行く選択肢もあったが、「家で様子を見て」と言われたらもう完全にどうにもならなくなる。

一時間で40度に上がった体温が下がる気がしない。
救急車で強行したかった。

救急車が来てくれたものの、なかなか病院とのやり取りで時間がかかる。

「もしかしたら受け入れてもらえないかもしれません」

救急で行くには症状が軽いということだ。
…確かに。

そうしているうちに、運良く受け入れてもらえる事になった。インフルエンザでお世話になった大きな病院だった。 

有り難かった。心から感謝した。

病院に着くと、ちょっと気だるそうに、前回とは違う先生が来た。
もう3時近い。そもそもこんな時間に働いている事すら大変なことだ。

色々症状を聞かれ、夜中なのでインフルエンザの検査は出来ないということだった。今回はおそらく普通の風邪かと思われる。
とりあえず座薬はいただけるが、日が昇ったら休日当番の病院に改めて行くように言われた。

そして
「気を悪くしないで聞いていただきたいのだけど」と先生が切り出し、

「救急車で来る症状ではないです」と仰った。

私も少し冷静になっていた。

「救急車で来るということは、他のもっと急がなければならない患者さんを待たせなければならない。そして救急隊員の方も、ああして待っていなければならない。」

確かに、救急隊員の方達は私達の診察が終わるまで待っていた。

「…申し訳ありませんでしたショボーン

素直に謝った。

…でもこれ以外に診てもらえる方法は思い付かない。自ら病院に連絡した場合、断られるのは確かだ。

そして解熱剤を持っていない。万が一の時には何も出来ない。

絶対に病院に来たかった。


「落ち着いた?高熱にびっくりして慌てたから仕方ないけどね。でも次からは40度でも家で様子を見て。痙攣を起こしたら、電話して。その時はもしかしたら診てあげられるから。」

え。痙攣起こすまで待つんだ。
そして診てもらえるかはわからないってこと?

そんな瀬戸際まできたらそれこそ黙ってじっとしているわけにいかない。

休日や夜中だったら、もう一度救急車を呼ぶか病院の裏口から押し掛けてしまうだろう。

先生の言葉をはいはい、と素直に聞きながら
お前の言うことなんか聞くもんか真顔と思っていた。

素直に聞くふりをする私に少し優しい笑顔を見せた先生。
笑うなばか真顔と思った。



保育園に行き出してからは、よく風邪をひいては熱を出した。

もう、風邪の兆候が出たらすぐに病院へ行くので、土日夜間の熱も解熱剤で対処出来た。

解熱剤のストックもいくつかある。

そして最近はこの繰り返す風邪のおかげ(?)で、少し強くなってきた。熱もほとんど出さない。



さて、この先痙攣なんて起こしたらパニックになるだろうな滝汗

その時はなるべく冷静でいられるようにしよう。