こんにちは
久々に本物のフレーム修正とはどう言う修正方法か説明したいと思います。
このようにまずフレームを修正機に乗せ
寸法図から修正機にセットするチャートを作っていき
1つ1つポイントでセットしていきます。
ポイントで誤差があるときは修正してから
次のポイントに移ります。
最後にヘッドチューブの角度とフレを修正して完成します。
以下修正事例です。
ヘッドチューブアンダー側は2mm.ぐらい右に向いています。
ヘッドチューブアッパー側は4mm.程度右に向いています。
簡単に言えばフレーム中央から前に向かい
全体的に右に向いている傾向です。
そう言った見方からスイングアームピボットから
前に向かい各ポイントにジグをセットして
寸法通りに修正していきます。
今回はポイント箇所のセットの仕方として
右フロントアンダーチューブポイントだけの写真で紹介しますが
こうして上の①FR部写真の寸法(横幅)を油圧ラムえを使用して
②FR部寸法にしていきます。
(左右対照のフレームや対照でないものがあります。)
③高さ④前後も同時に油圧ラムで押し引きして正規位置にしていきます。
寸法は独自に海外から仕入れた寸法図に基づき修正機のビーム・コラム・ジグ
それぞれのサイズ寸法を合わせて作り上げる自社チャートで作業にあたります。
固定部の前後・左右(横幅)・高さ、これをポイント1つ1つスプリングバックを
計算しながら押したり引いたりして固定していきます。
このようにバイクによりますが4点固定・6点固定、時には8点固定止めで
ピボット部を基点に徐々に修正して正確なフレーム寸法に矯正していきます。
最後にヘッドチューブのセンターと角度を合わせ終了いたします。
このようにジグ修正機は精密機械であり精度の高い修正方法なのです。
「レーザーを使い」「長年の勘」「独自の修正方法」などとうたわれている
2点固定の修正屋さんとはまったく違ったすばらしい修正方法なのです。
私どものブログを読みディーラー様やバイクショップ様からの修正依頼
又直接修正依頼のユザー様も増え
ちゃんとした修正方法の理解も少しずつ浸透し始めています。
是非ともフレームに不安が有る方や事故などにあわれ修理をあきらめようとしている方
一度我々ジグレンジャーに相談してください。
motoworks.zig@rhythm.ocn.ne.jp
必ず真直ぐまたコーナーリング時の走りをちゃんとした走りが出来るように修正致します。
この自信を是非お試しください。
Z1000MK2
MOTO WORKS ZIG
0467-73-0101
(担当 ジグレンジャー ブルー)
motoworks.zig@rhythm.ocn.ne.jp