今回は「コードギアス 反逆のルルーシュ」を見ました(一期のみ)。





コードギアスは2006年から放送されている人気作品ということで期待が大きかったです。とても綺麗な絵柄ですが、今の流行りとは離れているため、見るのを避けてしまう方も多いと聞きましたが、私的には絵柄はすごく好みでした。


ここからは物語のレビューのため、ネタバレを含みます。


舞台は敗戦した日本。日本は植民地支配下となり、エリア11という名前になり、日本人はイレブンと呼ばれる、差別の残る世界。主人公のルルーシュは勝利した国の国民、ブリタニア人である。けれどもその出自からブリタニアに恨みを持ち、虐げられる日本人を解放する名目で、ブリタニアを倒そうと、ゼロという仮面を付けた男として日本人を導いていく。


一話目の完成度は凄まじいものでした。伏線と回想、チェスのシーンで主人公の天才性を示し、事故に巻き込まれ窮地に立たされるも、少女との契約でギアスという力を手に入れる。一話目にして完成されすぎていました。続きを見るしかないといったもの。けれども完成度の高さは一話目だけではなく、続く2話、3話、と常に面白さをキープ。むしろ面白みは増していくといってもいいでしょう。話の最後には毎度引き付けるオチがあります。視聴者を飽きさせることのない見事な戦略でした。


戦争、ロボットアクション、超能力、頭脳戦、学園生活、全てを余すことなく内包した作品でした。個人的に、戦争と学校生活を同時に面白く描けていたのにはただ感心してしまいました。そして主人公ルルーシュの天才性。ここまで綺麗な天才(視聴者を納得させられるという意味)を描けている点は圧巻でした。天才の力が強すぎれば話は面白くなくなってしまう。しかし天才をも潰す天敵も用意され、上手い具合に話の中で機能していきます。超能力にも弱点があり、天才ですら取り返しのつかない失墜を犯してしまうところも、人間らしくて私は好きでした。


ロボットアクションや、ロボット機体性能はワクワクさせるものばかりで、主人公自体がロボットの操縦が特段に優れているわけでもないのがこの作品の魅力の一つかとおも余す。主人公はただの力技ではなく、その高い頭脳を用いた戦略で勝っていくのが面白い点です。


過去の回想や因縁、人間関係が上手い具合に纏められていたのも評価のポイントではないでしょうか。戦争物は設定や場所、戦術、人名の多さなどから描くのは中々難しいところを、敵の軍、味方の軍、学園生徒、全て情報が足りないということはなく、また人格も様々で誰もが一人好きなキャラクターが出来る作りになっていました。


以上が「コードギアス 反逆のルルーシュ」の感想になります。

ただの戦争物ではないので、絵柄やロボットといった点で避けている方は是非一度数話程度でいいので見ていただけたら嬉しいです。私は続編である「コードギアス 反逆のルルーシュR2」も見てみようと思います。それでは(柾)。