ベテランの手話通訳者とまだ経験が浅い人と通訳に
いくことがあります。
その現場を見たときに、
あれ?あまり差がないなと感じるときって
ないですか?
うまい人よりも、浅い経験の人のほうが
うまいというか、よく動いているというか。
これは「その」通訳に関しては良くできているということです。
おそらく事前に資料をいただいて、
自宅で何度も練習してそれが発揮されたのだと思います。
一方ベテランは「その」通訳以外でも
いつでも普通に通訳ができます。
当たり前ですけどね。
それがプロです。
野球選手でもそうですが、
打率3割なら一流です。
7割が凡打が三振です。
でも、ポイントはその3割をずっと続けられること。
どんな通訳の場面でも一定のリズムで続けられるのは
すごいことなんですよね。
経験の浅い人はおそらく「その」通訳は出来ても、
ほかの通訳ではだめなときのほうが多いでしょう。
これが決定的な差ですね。
その差を埋めるためになにをすべきか
今一度考えることが大切です。