バレエ 春の祭典 ~イーゴル・ストラヴィンスキー
ワレリー・ゲルギエフ指揮
キーロフ歌劇場管弦楽団
とおいむかしに
意表をつかれた
白黒のニジンスキーのバレエ
ゲルギエフは「シェエラザード」の時のように
低音が底から響き上がり
土から湧き出る
指揮に支配され拘束されながら
花開く自由
ロシアのみなさんの
地表が凍てつく
寒い土地の情熱の血
白一色から生まれる
春の祭典
それにしてもゲルギエフって
名前もヴィジュアルの濃さも
むんむんな感じも
クラシックの野趣と華麗さを際立たせます
クラシック界の喜び