映画館で上映までの時間をつぶす、人混みの待合いスペースでの光景。
コーヒーを飲みながら、ふと前方を見ると、キャベツ一玉をもったおじさんが、
突然キャベツの葉っぱをめくり、食べ始めた。
その光景を目の当たりにした私は、「何て非常識な人なんだろう。周りの人も
嫌な顔をしているじゃないか・・・」と思い、不快な感情を感じていた。
その後すぐ、「リストラにでもあったか、何か事情があるのかも・・・」と思った瞬間、
不快な感情から同情というか憐れみの感情を抱いた。
そんな感情の変化を感じた次の瞬間、キャベツおじさんの服装をよ~く見ると、
アスリート風のジャージを着ていて、しかも体格も鍛え上げられた肉体を想像
できるほどの体格のいい姿であった。
ちょうど運動不足がやや気になっていた私は、『もしかしてアスリート?』と思ったら、
キャベツおじさんを尊敬の眼差しで見ていた。
この感情の変化は、時間にすると『たった30秒くらい』の出来事。
最初、『怒り』のような不快な感情から、『尊敬』する感情に変わったことに気づいた
とき、キャベツおじさんは最初と何ら変わらず、葉っぱをムシャムシャ食べている。
現実は、自分の感情を投影している。
現実が感情を決めるのではなく、現実はただ単に感情の表象にすぎない。
それならば、どんな状況や立場であっても、現実をより良く意味づけることはできる!
つまり、その時に『どんな感情を選択するか?』である。
真実の道は、シンプルで清々しく、ワクワクする道。
『道に迷って遠回りしても、歩んでいる道は真実への道』。
応援しています