どうやら人は、そんな「空気」に集まるらしい。

「僕ね、1日の仕事は12時までに終わるの」

ちょっと背伸びする、
大人だけに許されたラウンジ。

雑誌やテレビで
もう何度みたかわからない。

せっかく福岡から来たんだから
やっばり入ってみたい。

たまたま立ち寄った代官山
このまま帰ってはもったいない。
そうだ、ランチしよう！
憧れの、ある場所に向かいました。

案内された席の横には、
外国の方と日本人の男性。

二人とも海外を拠点にビジネスをもち
もっと大きく展開するために、
これから何をする？
という話題が聞こえてきました。

こんにちは、白石由美です。

今日のテーマは「空気」です。

といっても、人を集めてしまう
ビジネスにとても大事な
「空気」の話です。

聞いてはいけないと思いつつ
聞こえてしまったので、お許しを。

あまりにも楽しそうで
あまりにもワールドワイドなので
つい、耳がそちらに向いてしまいました。

テーマはビジネスについて。
自分にしかできない仕事をやり続けたい。
そのために大事にしていること。
それが、

「仕事は12時までに終わる」

だったんです。
え、何？　なんだそんな事(*’O’*)？

ちょっと拍子抜けです。
でも、ここから先があったんです。

「午後からはね、遊ぶの。」

と一人の男性がいうと

「わかるぅー、そうだよねー。
実際に遊んで、本当に楽しんでいないと、
誰も自分に寄ってこないからね。
そんな「空気」って、仕事にも大事だよ」

と、もう一人の方も大はしゃぎ。

なのに私は一瞬、
のみこめないでいました。

『え、社長なのに遊んでいいの？』
『そんなノリでビジネスしていいの？』
『軽い人しか集まらないんじゃないの』


と、私の胸はザワつくばかり。

それはきっと、
私の心の神棚に

「昼間は仕事をするものだ」

と書かれた額縁が、
いつも飾られているから。

「楽しそうでないと、
　人は誰も集まってこない」

胸がチリチリしました。
そう、本当にそう。
楽しそうな「空気」
それがないと、近寄りにくい。

よく考えればあたり前のことを
脇に置いていたかもしれません。

すべての職業に当てはまる
とは思いませんが、

「その人の空気」までも
みているんですね。

今すぐ楽しめればいいのですが。
それもやっはり難しい。

そんな方におすすめしたいのが、
「表情・調整」です。
やわらか〜い音がを流しながら、
詩を朗読してみて下さいね。


【 話し方・９つの基礎レッスン：】

　▶︎①【発声】声を通す。
　▶②【母音】言葉のベース
　▶③【子音】言葉のフレーム
　▶④【アクセント】想いが伝わる
　▶⑤【イントネーション】つながる
　▶⑥【滑舌】通じ合う　　　
　▶⑦【抑揚】心つかむ　　　
　▶⑧【表情・調性】響きあう
　▶︎⑨【間】　結ばれる