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人は「言葉」で思考して
「言葉」で自己理解して
「言葉」で他者とコミュニケーションします
フリーアナウンサー歴30年の言葉のチカラ
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目的論と勇気づけのアドラー心理学
二つの柱を融合して
自分とも他者ともラクに付き合っていける
そんな言葉のチカラをお伝えしています![]()
影響力 ナビゲーターの 山田響子です
言葉のチカラの専門家として
アドラー心理学をベースとしたカウンセラーとして
人の心と言葉に向き合っています
変わりたい
と願って
私の元を訪れてくださる方はとても多いのです
前回のブログでも
『人が変わる』ということ
と題してお伝えしました
こんな自分が嫌いだから、変わりたい
という自己否定からスタートしないで
というメッセージでした
今年の春
私の元を訪れてくれた一人の女性について
コラムに記していた事を思い出して・・・
毎月連載している「最上報教」のバックナンバーからご紹介します
少し長文になりますが
よろしければお付き合いください・・・
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「自分の人生を生きるということ」
自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、
いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか。
これは、ユダヤ教の教えの一節です。
自分の人生を自分が生きる。
これはごく当たり前のことのようで、とても難しいことでもあります。
心理学をベースにコミュニケーションのカウンセリングや
伝える力を磨くトレーニングを行なっている私の元に、
ひとりの20代前半の女性が訪れてくれました。
「成果につながる自己紹介を磨く」というトレーニングメニューに申し込んでくれたのですが、
面談の前にメッセージのやり取りをしながら感じたことがあり、
自己紹介のトレーニングは一度棚上げして、
私とお話ししませんか?と時間を作ってもらいました。
なんとも柔らかい優しい雰囲気の彼女は美容系のサロンで働いています。
彼女の勤めるサロンのオーナーはとてもエネルギッシュで太陽のような方。
オーナーの周りにはそのエネルギーに惹きつけられるように
キラキラするパワーのある方が集まってきているそうで、
若い彼女はその様子を眩しく感じています。
そしてオーナーはもちろん憧れの存在です。
オーナーに連れられて勉強会などに行っても、
私は自分から人に声をかけられないし、
自己紹介のシーンでも緊張して声がとても小さくなってしまい、
オーナーから何を言っているか聞こえなかったと言われる始末。
そういえばお客様にも聞き返されることが多く、
そんな自分を変えたいというのがトレーニングを受けたい理由でした。
もちろん、聞こえる声にトレーニングをすることも、
緊張をおさえるトレーニングをすることも、
集団の中で社交的に振る舞うトレーニングをすることも可能です。
しかし、その前にとても気になっていることがあり、
それを解消しないとどんなトレーニングも成果に繋がらないと思い、
面談の時間を設けてもらったのです。
「それは、私はダメだからあの人みたいになりたい」
と思っているのではないかということでした。
とても魅力的な人が目の前にいれば、刺激を受けて当然です。
自分が苦手だなと思っていることを克服するための努力だって必要です。
でもだからと言って、自分を否定して、他の誰かになろうとするのはとても不自然なこと。
太陽のように明るいあの人には大きな魅力があって、
だからサロンの経営を成功させて、たくさんの人を惹きつけている。
でも、あなたにもあなたの魅力があります。
人を緊張させない優しい雰囲気、
なんだか人をほっとさせる空気感、
自分ではなおしたいと思っている話し方も、
彼女の大きな魅力の一つだと感じました。
自分を否定して、他の誰かになろうとしても、それは不可能なこと。
実は過去の私も、彼女のように「私はダメだ、あの人のようになりたい」と
つい考えていた時期があるので、気持ちがとてもよくわかるのです。
ある時、私が言われた言葉があります。
「他の人の長所は、あなたを落ち込ませるためにあるの?」
私はその言葉でハッとしました。
今でも時々、魅力的な人を前にすると、「それに比べて私は・・・」と考えてしまいそうな時があります。
そんな時この言葉を思い出すのです。
「この人は素敵だ」と好きになったり憧れたり、
見習うべきところを吸収しようとすることはとても大切なこと。
でももしかしたら、目の前のその人もあなたに魅力を感じているかもしれないのです。
それなのに今の自分を捨ててその人になりたいと願うのはとてももったいないこと。
エネルギッシュな太陽の光に刺激を受けて元気をもらうこともあるけれど、
時に木陰で涼しい風にあたってのんびりするのもいい気持ち。
それなのに木陰が太陽のようにエネルギッシュになりたい!と願って努力しても、
元々が木陰であるならば所詮太陽にはかないません。
でも逆を言えば、太陽も木陰にはなれないのです。
私も誰かを涼やかに癒したい、木陰になりたいと努力しても木陰のようにはなれないのです。
元々が木陰である魅力を活かしながら、時に太陽を見習って真似できるところは取り入れていく、
でも私の魅力・本分は木陰の癒しなのだと理解しておくこと。
それが「自分として自分の人生を生きる」ということだと感じるのです。
人は誰でもその特性に凸凹があります。
完全で完璧な人はいないし、皆何かに劣等感を持ちながら生きています。
自分の欠けた所が伸びている人を見ると、
とても羨ましいけれど、実はその人も欠けたところを持っている人なのです。
そして、あなたも欠けたところの反対側がちゃんと伸びているけれど、
自分では見えていない見ようとしていないだけなのです。
ここで、私の大好きな絵本を紹介します。
シェル・シルヴァスタイン作「ぼくを探しに」
この本は欠けている自分のかけらを探す旅の物語です。
何かが足りない、だからぼくは楽しくない、と欠けているかけらを探しに出かける主人公、
長い旅の末やっと自分にぴったりのかけらを見つけるのですが、
なぜかそのかけらを自ら外して、再び欠けた自分で旅に出ます。
ぼくは欠けてるかけらを探してるんだと鼻歌を歌いながら・・・
アドラー心理学の言葉に「不完全である勇気」という言葉があります。
私はこの言葉が大好きです。
不完全である自分をまるごと認め、不完全な自分で生きていく。
それには勇気が必要だというのです。
不完全を認めること。
それはけして、甘えや怠惰ではなく、
人生は完全を目指すのではなく、
欠けている自分のかけらを生涯かけて探す旅のなのだということだと思うのです。
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#007
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