フリーアナウンサー、コミュニケーショントレーナー
宮前道子です。
今日は声のお話です。
ご自分の声好きですか?
「え~~私ってこんな声???」
留守番電話から聞こえてきた自分の声にガックリきたり、
撮った動画で自分の話す声に違和感があったり、
自分の声が嫌いといわれる方は結構多いようです。
「声は変えられないから・・・」
「生まれ持ったものだから・・・」」
「こればかりはどうしようもない・・・」
そう、生まれ持ったものだから変えられないと、
思い込んでいらっしゃるんですね。
でも、そんなことはないのですよ。
声は正しくトレーニングすれば鍛えられ、成長していきます。
つまり声は変えられるのです。
声のトレーニングを受けていないだけのことなのです。
歌手や俳優、アナウンサーなど
話す生業を目指している方であれば
早くから意識を持っていたかもしれませんが、
普通は聞こえればよいくらいのもので、
声の出し方を学ぶことはほどんどありません。
声とは生活環境や、その人その人の習慣によって
身につけられたひとつの個性みたいなものです。
人それぞれでいいのです。
ただ、ビジネスにおいてはどうやら「声」は
大きな役割を持っているようです。
営業、
接客、
商談、
電話応対、
会議での発言、
会社説明会、
そして講義やセミナー、
プレゼンテーション など
ビジネスにおいて話す機会は数え切れないほどあります。
そして話し方の印象を決める要素のひとつが
声なのです。
同じことを言っても伝わったり、伝わらなかったり。
もちろん声以外のことが影響していることもありますが、
説得力のある声を出せるかどうかは、
その後の仕事の結果、成果にも大きくかかわってきます。
先日参加した異業種交流会での自己紹介タイム。
ひとり30秒~1分くらいでスピーチしていきます。
人数が多いので全ての方の内容を覚えることはできませんが、
記憶に留まる人の自己紹介は、
内容が面白い
何かしらのインパクトがある
そして声の印象が良かった人なのです。
何度もいいますが
綺麗な声、いい声なのではなく、
印象が良いということです。
大きさ、響き、滑舌などストレスなく耳に入ってくるような声です。
何故か説得力があります。
改めて声の持つ多きな役割を実感しました。
私も駆け出しのアナウンサー時代は、
細く、甲高い、落ち着きのない声でした。
そのため、はじめてアシスタントとして担当したラジオ番組では、
ディレクターから「あまり喋るなっ!」と言われていたほどです。
知識はバッチリ、
話す内容、構成も時間をかけて準備、
外見や立振舞いにも気を使うのならば、
それらを最高級に表現するための
声を磨きましょう。
声は変えられます。
10月13日(土)
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