こんにちは!押野です。
今日もコトバを磨こう!というお話です。
楽天イーグルス・野村監督の『あぁ、監督』を
読みました。
その中の一節。
【監督は言葉を持て。】
曰く、野村さんは選手、監督の経験はあるが
コーチ経験がない。
しかし、長い評論家生活があり、これが監督を
務める上で非常に役立っている。
なぜか?
指導的立場でいるときは、自分の目指す野球技術や、
理論を伝えるのに、さほどコトバを磨かなくても、
わからないのは選手の方が悪い、やる気がない、などと
言って片づけることが出来てしまう。
しかし評論家はお茶の間の素人に向かって解説をするため、
コトバを磨かないと人気が出ない。
そこで、必死でコトバや表現力を身につけた。
それが監督となった後、非常に自身の身を助けた。
という話でした。
我が意を得たり。
人を引っ張るには、コトバの力がなきゃダメなのですね。