こんにちは!押野です。

言葉のチカラ、伝える嬉しさについて、今日も書きます。


今日も2人称トークと3人称トークについて。


接客時に相手を特定個人として語りかけているか、(2人称トーク)

それとも大勢の中のひとりとして語りかけているか。(3人称トーク)


例えば、レストランでメニューの内容を個別に説明したりするのは2人称トーク。

デパートの試食販売などで、大勢に向かって大きな声で話すのが3人称トーク。


なぜ2人称である場面でさえも3人称トークを炸裂させてしまう接客が多いのでしょう?

本来、接客が個別のものであることを考えると、接客は2人称トークの方が出番が

多いはずであるにもかかわらず。


私が考える大きな理由は、3人称トークで話し続けた方が接客する側がラクだから、です。

コトバを工夫する必要がないからです。

誰にでも同じコトバを、繰り返しロボットのようにぶつけていれば済むからです。


つまり、接客の適性を本質的に考えた場合、

・2人称トークを楽しめるか?

・楽しめなくても、少なくとも苦でないか?

が大きな基準になってきます。


みなさんも良かったら、接客を受けるときに、スタッフさんが2人称で自分に話して

くれているか、それとも3人称で距離を持って接しているか、見てみてくださいまし。