こんにちは!押野です。

伝わるコトバについてのお話です。


昨日書いた、2人称トークと3人称トークについて。

接客時に相手を特定個人として語りかけているか、(2人称トーク)

それとも大勢の中のひとりとして語りかけているか。(3人称トーク)


例えば、レストランでメニューの内容を個別に説明したりするのは2人称トーク。

デパートの試食販売などで、大勢に向かって大きな声で話すのが3人称トーク。



問題なのは、今は2人称トークの場面であるのに、

3人称トークを延々と展開してしまう接客。


一昨日、かわいい息子が肘の手術を終えて無事退院しました。

退院説明に部屋を訪れた看護婦さん、退院するのはウチの息子で、

説明を聞くのは付き添っている私のみ。

典型的な2人称トークの場面ですよね。


なのに!

見事な3人称トークを繰り広げてくれました。

『本日退院ですね。』

『次回は●月●日に外来にお越しください。』

『ご精算はこの請求書をもって2階の会計窓口にお願いします。』

『お大事にどーぞ。』


・・・無表情。無機質。


そして予想通り、隣の部屋でも全く同じセリフでトークしてました。


あれなら、ロボットでもできる。


大きな期待などしませんが、小6の息子が自分の体にメスを入れて、

痛みに耐えてガンバッって、やっと退院を迎えたのです。


看護婦さんから見ればその日退院する大勢の中のひとりかも。

でも我が家にとっては、息子にとっては人生の一大事だったのです。

2人称で、『押野君、おめでとう!』くらい言えないもんでしょうか。


3人称トークが接客時に繰り広げられることで多くの場面で心が通わず、

残念なことになっている。このことをもっと真剣に考えたいな、と

思っております。