アレルギーを起こすジアミンは悪い物⁇

おはようございます。かつてアインシュタインが唱えた「相対性理論」のように世の中に全ての物にメリット・デメリットがあると思っている佐世保市花高で「理容ふくだ」をやっている床屋の福田謙吾です。

って偉そうに言いましたが「相対性理論」の事なんてそう詳しく知っている訳ではないんですけどね…

そんな事はどうでもいいのですが、昨日テレビを見ていると「ヘアカラーによるアレルギー」の特集があっていました。

確かにヘアカラーとかぶれと呼ばれるアレルギー性接触皮膚炎は切っても切れない関係にあります。

そのテレビでは多くのヘアカラーに配合されている「パラフェニレンジアミン」によりかぶれる方がいらっしゃると報道されていました。「パラフェニレンジアミン」は本当に多くのヘアカラーに配合されています。白髪染めに限って言えばさらに配合されている割合は高くなると思います。

じゃあ、なぜそんなアレルギーを発症する可能性がある成分を配合しているのか

価格が安く利益を生みやすいから

もしかしたらそんな理由もあるかもしれません。

でも1番の理由は、「パラフェニレンジアミン」は効率良くしっかり染まるからなんです

むしろパラフェニレンジアミンだからこそ出せる色味もあります。

現在では、マニキュア・ヘナ・塩基性カラーなどというヘアカラー剤も出てきています。これらのカラー剤には「ジアミン」が配合されていないため(ヘナの場合、たまに少量のジアミンを配合してあるケミカルヘナと言うものがあるので注意)かぶれる心配はありません

ただし染まり具合、色落ちの事を考えるとやはりジアミン配合の方が染まります。またヘナに関してはジアミンアレルギーは出ませんが、元々ヘナは植物なので草負けする方はかぶれる可能性があります。

何かが良ければ、何かが気になることがある。全ての物にメリット・デメリットがあります。自分に合ったものがどれなのか

まずはお店の担当の方と自分には何が合うのかお話されてみましょう