おはようございます。1人の理美容師としてお客様には正しい知識をお届けしたいと常に思っている佐世保市花高で「理容 ふくだ」をやっている床屋の 福田謙吾です。

 昨日ご来店いただいた高校生のお客様からの質問
「水シャンプーっていうのが最近いいって聞いたんですが、良いんですか


 謙吾「・・・(水シャンプー?)もしかしてシャンプーを使わないでお湯で流すだけのこと

お客様「そうです。」

謙吾「(ああ湯シャンのことか
)それなら水シャンプーはいいことだよ、もともと頭の汚れの7,8割はお湯でしっかり流すだけで取れるからね。ワックスなんかのスタイリング剤を付けてない限り絶対に毎日シャンプーを使わないといけないってことじゃないし、かえって洗いすぎになる可能性もあるからね。」
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お客様「やっぱりそうなんですね、なんか2日に1回くらいが1番いいってきいたんですよね。」

謙吾「う~ん、それは一概には言えんよ。頭皮からの脂の出かたとか人それぞれだから洗う頻度については自分にあった回数を選んだ方がいいよ。」

 とまあこんな会話をしていました。
 以前にもお話ししましたが頭の洗いすぎっていうのはかなり危険なことなんです。
 詳しくは以前のこの記事を参考にされてください
http://s.ameblo.jp/spdmnk/entry-11986174570.html

 そもそも現代社会ではあまりにも清潔を求めすぎてやり過ぎている傾向があります。
 もともと日本では髪を洗う習慣はほとんどなかったんです、それが大正から昭和にかけて徐々に洗髪・シャンプーが広まりだし今では洗わないほうがおかしいくらいに思われています。

 さらに理美容室で「これはいいシャンプーですよ
なんて勧められている商品はドラッグストアなどで売られているものに比べて洗浄成分(洗う力)は弱い商品が多いんです。

 なぜ洗う力が弱い方がいいと言われているのか
 簡単です。洗う力が強ければ必要な油分まで取り去ってしまうからです。
(詳しくは上に張り付けた前の記事をお読みください)

 毎日使ってもいいように洗う力が弱いシャンプーがあるんです。だとしたら洗う力が強いシャンプーを毎日使ってしまったらどうなりますか


  湯シャン(水シャンプー)はそんな洗う力が強いシャンプーを使われている方に頭皮や髪を守るために強いシャンプーは回数を減らしましょうというオススメのシャンプー方法ともいえるんです。

 完全には納得されなくても構いませんので何となく洗いすぎはよくないんだなぁと頭の片隅ででも覚えておいてもらえたら嬉しいです。

 シャンプーの歴史(wikipedeia)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/シャンプー






この記事を書いた人:福田謙吾  

  
{D19958F8-9A4F-49C8-A8D4-FA3FBD031286}  佐世保市花高でひっそりと営む床屋1980年生まれ。高校卒業後長崎市・福岡・佐賀での修業を経て、実家である佐世保市花高に帰り親の跡を継ぎ「理容 ふくだ」の2代目店主として日々奮闘中。 理容師・美容師免許・ホームヘルパー2級と持ち、ご自宅・施設問わず出張理容も行っております。 (プロフィール)   

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