おはようございます。最近髪についてのことを書いてなかったのでたまには真面目な記事を書いておこうかと奮起した佐世保市花高で「理容ふくだ」をやっている床屋の 福田謙吾です。
とりあえず、復習もかねてシャンプーやトリートメントについて。実は大きく分けるとシャンプーもトリートメントも主成分は一緒なんです
黄色い部分は親油基(油となじみやすい部分)といい、青い部分は親水基(水となじみやすい部分)という2つの性質を持っています。
さらに親水基の性質によって4タイプに分かれています。
親水基がマイナスのイオンをもつアニオンタイプ
~シャンプーやボディソープなどにつかわれるいわゆる洗浄剤です。
親水基がプラスのイオンをもつカチオンタイプ
~リンスやトリートメントにつかわれるコンディショニング剤です。
親水基がマイナスとプラス両方のイオンを持つ両性タイプ
~ベビーシャンプーなどの刺激が少ない洗浄剤などとして使われます。
親水基がイオンを持たないノニオンタイプ
~クリームや乳液などにつかわれ水と油をなじませるために使われます
このうちマイナスのイオンを持つアニオンタイプは髪についた水では落ちない汚れ(油分)に対して

ということは・・・・
そうなんです、実はシャンプーでは
力を入れてゴシゴシ洗わなくても汚れは落ちるんです
ただし、きれいに汚れを包み込んでもらわないといけないのでシャンプーを付ける時はまず水で落ちる汚れをシャワーなどでしっかりすすぎ落とし、シャンプーは手のひらでよく泡立てて髪の毛、地肌全体に泡がきちんと行き届くようにすることが大事です(最後のすすぎは特に重点的に流してくださいね)
最近はシャンプーの際に頭皮をこすらずにもみ洗いのようにして洗う方法も確立しています。
今ゴシゴシ洗われている方には抵抗があるかもしれませんが、これも一つの方法ですので1度試してみられても面白いかもしれませんよ
理容 ふくだ
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今月のおやすみ