こんばんは、明日は休みとちょっとウキウキしている佐世保市花高で床屋をしている理美容師 福田謙吾です

大分飽きてきた方もいらっしゃるかもしれませんが、第三形態(第三弾)の結合は
シスチン(S-S)結合です

この結合は以前のブログ(スパイダーマンで見るパーマの仕組み)
でも、ご紹介したようにパーマの一剤(還元剤=チオ・シス・システアミンなどの種類があります)で結合を切って、2剤(酸化剤=ブロム酸・過酸化水素)で再結合させます。
この時どんなに強いパーマ剤を使っても切断できるシスチン結合は全体の20%しかありません。
また、2剤でしっかり再結合させておかないと、メルカプト臭という特有の臭いがします。パーマの際に何回も薬剤を付けるのはこういう理由も含まれているんです

ちなみにパーマ1剤チオ系のpHは9前半で海水と同じくらいのアルカリ性なんです

さらにパーマ1剤シス系のpHは9後半で石鹸水と同じくらいのアルカリ性になっています

もちろん、こんなこと皆さんが覚える必要はまったくありません
そのかわりに僕たちがしっかり勉強して皆さんの髪を守れるようになります


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