交通事故の起きる理由 | 怖い話 総本山 ダイスケワールド

交通事故の起きる理由

俺ね、車通勤してるんだけど車にまつわる話がいくつかあるんで紹介していこうと思います。

いつも仕事終わって帰るのが 午後8時から9時くらいなんだけど、その日は残業で遅くなって11時位だったんだ。
 国道を使って帰るんだぁ。帰りだけ(笑)
朝は混むから裏道つかうんだけどね。夜はすいてるんだぁ。さすが埼玉(笑)
まして午後11時を過ぎると車はほとんど走ってないんだ。
ビュンビュン飛ばして家路に急いでた。

 国道って言っても田舎だからその時間だと通行人なんてほとんど居ないんだ。
片側一車線の道なんだけどみんなボンボン飛ばして走ってるんだよね。俺もその中の一人だった。

飛ばして運転してる時って信号につかまるとイライラするよね(笑)
その時はちょうど行けるか行けないか位のタイミングで
前方の信号が黄色になったんだ。

のままのスピードで突っ走れば多分全然行けたと思うん
だけど、なぜかその時は徐行して止まったんだ。
 疲れてる時は無理な運転はしちゃいかん!って思ったんだろうね。偉いね俺(笑)
 信号待ちで止まったんだけど 前にも後ろにも車いなくてさ。 信号の光だけが明るく光ってたんだ。
かなり暗いんだよね。 交差点なんだけど周りには何にもなくてさ。街灯もないんだから(笑)
ほんとに信号機の光だけ。

俺 ぼーっとしながら青になるのを待ってたんだわ。
 でね、何の気なしに対向車線側の歩道を見たら、信号機の柱に誰かがもたれかかってるんだよ。
 誰か というのか・・ 正確に言うと 何か が柱に寄っかかってるんだよね。
影のようななんだけど、パッと見て女性だ と思ったんだ。 何でそう思ったのか今でもよくわからない。
はっきり女性の形をしているわけでもないんだけどね。
ましてや人の形かどうかもおぼつかない ボヤーっとした影だった。 
 でも、よく考えたらさ、影なんか出来るわけないんだよね。夜中だしね。影なんて見える状況じゃないんだ。
だから影っていう表現が適切かは疑問だけど、他に例えようがない物体だった。 黒っぽくモヤモヤっとした半透明のかたまり・・・
高さにすると150cm位かなぁ、小柄だよね、人ならね(笑)

俺がその影に気付いた瞬間。ほんとに瞬間なんだけどね、その影がこっちを見たんだ。
と言っても顔があるわけじゃないんだよ。人の背丈の影のかたまりでしかないんだから。
でもね、その瞬間その影から、ものすごい強烈な視線を感じたんだ。体に突き刺さる位の・・・

「うわぁ、こっち見てる」思わず声が出ちゃったね。
同時に背中にゾワーっと冷たい物を感じたんだ。
まさに背筋が凍るってこの事だ。
同時に「やばいな」と思った。
そりゃそうだよね、得体の知れない何かがこっちを見てるんだからヤバい以外の何物でもない。
信号はまだ赤なんだけど車居ないし信号無視して発進しようと思ってブレーキから足を離そうとした時 スーッとその強烈な視線がそれたんだ。
と同時に対向車線からヘッドライトの光が見えた。
向こうから車が来たんだ。
影の視線は その対向車に向けられたんだと思う。

ようやく交差車線側の信号が黄色になった。もうすぐ青に変わる。
でも対向車はかなりのスピードで走ってきたらしく、もう すぐ信号に引っかかる距離までせまってて減速を始めた。
「早く青になれ・・・」 そう思った瞬間だった。
影が動いたんだ。
明らかに人の形だった。  そしてその影は手を挙げて対向車に手招きをしたんだ。

そして信号は青に・・・
俺はアクセルに足をかけ踏み込んだ!
交差点を渡りきり横目で影を見た

明らかに影は対向車を見ている。
「よし逃げれる」
そう思って影を横目に加速した。

完全に交差点を通過し信号機を背にした辺りで対向車とすれ違った。
当然 信号機が青に変わった訳だから減速しかけていた対向車は加速を初めてた。

お互い加速してる訳だからすれ違うのなんか一瞬の出来事だよね。
でもその一瞬に信じられない事が起きたんだ。
交差点まではまだ距離が少しあるのに対向車はスーッと左に寄って行ったんだ。
そう影の方にね

「あっ」っと思った次の瞬間だった。
斜め後方からドーンという音が聞こえた。
対向車は信号機の柱にノーブレーキで突っ込んで行ったんだ。


居眠り運転なのか、脇見運転なのか、飲酒運転なのか、
真相は分からないんだけど、俺 その時思ったんだ。

事故って こうやって起こるんだなって・・・





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