東証大引け 日経平均は3日ぶり反発 衆院選をにらみ海外勢が先物買い
国内株概況
2026年2月6日 15:58

6日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比435円64銭(0.81%)高の5万4253円68銭と、この日の高値引けとなった。朝方は下げ幅を800円あまりに拡大する場面があったが、急速に下げ渋った後は上げに転じ、大引けにかけては一段高となった。特に目新しい好材料は観測されておらず、自律反発を狙った海外投機筋による日経平均先物への押し目買いをきっかけに、先物の売り方による買い戻しも巻き込むなど需給主導の上昇だった。

8日投開票の衆院選を控えた週末とあって、事前報道などから選挙結果を先取りした思惑買いや、高市早苗内閣の財政拡張路線の継続を意識した海外勢の先高観の高まりが、日経平均の上値追いにつながったとの見方が多い。市場では「与党、特に自民党が単独でどれだけ議席を伸ばせるかに注目が集まっている」(国内証券のストラテジスト)といい、与党の勝利と週明けの株高を見込んだ短期筋の先回り的な買いが入りやすかったとみられる。

朝方の日経平均は下値模索で始まった。前日の米株式市場では主力株の下げが目立ち、主要3指数が比較的大幅な下げとなった。貴金属価格なども不安定な推移が続いており、朝方はリスク回避の売りが幅広い銘柄に出た。

東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は46.59ポイント(1.28%)高の3699.00と、最高値を更新した。JPXプライム150指数は3営業日ぶりに反発し、17.76ポイント(1.17%)高の1531.36で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で8兆1746億円、売買高は28億544万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は880。値下がりは663、横ばいは54だった。

東エレクや味の素、ソニーGが上げた。一方、中外薬やコナミG、キッコマンは下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕