25年に世界経済が歩む最悪のシナリオ 森永卓郎氏が予測「引き金を引くのは日本だと思っている」

1/2(木) 22:56配信
スポニチアネックス

森永卓郎氏

 経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日、文化放送特番「森永卓郎と森永康平の親子経済学」(後3・30)に長男の経済アナリスト・森永卓郎氏(39)と出演し、25年に世界経済が歩む最悪のシナリオを解説した。

【写真】「限度額パンパン」衝撃の医療費を明かした森永卓郎氏
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がん闘病中の森永卓郎氏 衝撃の医療費「限度額パンパンで…」 医師も「見たことがない」病状とは

[ 2024年10月21日 15:50 ]
森永卓郎氏
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 がん闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が21日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演し、現在の体調について語った。

 冒頭に「森永卓郎です!」と張りのある声であいさつし「最近ね、死ぬ気がしないんですよ」。大竹ら共演者からは「もう元気元気」「お肌艶も良くて」との声が上がった。

 先週に詳しい検査を受けたという森永氏は「まだ診断は出てない」とした上で「ガンの浸潤という冠動脈の周りにモヤモヤができているんですけど、大きくもなってないし、小さくもなってない。ずっとこの1年近く拮抗状態が続くという、お医者さんも見たことがない。だいたいどちらかに偏って、死んじゃうか、治るかどちらか。(私は)死にもしないし、治りもしない」と明かした。

 大竹から「朗報ですよね?」と聞かれると、森永氏は「朗報かどうかは分からないですけど、これで毎月医療費が100万円以上かかっている。実は今、番組始まる前にクレジットカードの限度額をチェックしていたら、パンパンでもう使えないみたい。別のカードで払いました」と説明した。

 森永氏は昨年12月に「膵臓(すいぞう)がん」のステージ4と診断を受け、その後詳細な検査で「原発不明がん」とされた。
スポニチアネックス取材班
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 今月にドナルド・トランプ元米大統領が2期ぶりに大統領職に復帰。米国に優位な数々の政策を実行すると明言している。これによって想定される事態について、卓郎氏は、「短期的には栄える可能性は十分ある。1年くらいは」と見通した。

 もちろん、割を食うのは米国以外の世界各国。「だけど、他が全部失速するんです。アメリカ以外が。そこの不満がうっ積して、最悪の場合は世界戦争に発展していく。あるいは世界恐慌になっていく」と予測した。

 そのキーになるのは日本だという。「私はその引き金を引くのは日本だと思っている。日本が真っ先に経済失速する。たぶん今年中に失速は始まると思います」。その理由の一つは、輸入関税の引き上げだという。「経済的な影響で言うと、一つは日本からの輸入製品に(米国が)関税をかける。今はかかってないんですけど、少なくとも10%にする」と指摘した。

 さらに大きな要素は、為替相場だという。「日銀に圧力をかけて、金融を引き締めること。利上げをしろと要求をしてくる。たぶん2、3、4月くらいの春くらいのタイミングで言ってくると思う」。世界各国が利下げトレンドの中、日本だけ利上げによって極端な円高が起きると予測。「これも今、(持論が)袋だたきに遭っているんですけど、年内に1ドル70円も十分あり得ると言っていて。円高不況が日本を襲うというというのが、私の予想です」と話し、「それをきっかけに不況が世界に広がって、世界恐慌になっていくというのが私の見立てです」と自身の見解を示した。