東証大引け 日経平均は続落 消費関連や陸運に売り
国内株概況
2024年12月16日 15:59

16日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前週末比12円95銭(0.03%)安の3万9457円49銭だった。消費関連株や陸運株などに売りが出て、相場を押し下げた。午後にかけては日米中銀のイベントを控えて様子見姿勢が強まった。

朝方は前週末13日の米半導体株高の流れを引き継ぎ、東エレクやディスコなど値がさの半導体関連に買いが入った。16日の寄り付き前に内閣府が発表した10月の機械受注統計で、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が市場予想を上回り、堅調に設備投資が伸びているとの安心感から機械関連株の一角も上昇した。日経平均の上げ幅は100円を超える場面もあった。

買い一巡後には日経平均は下落に転じた。ファストリやニトリHDなどの消費関連や前週に上場来高値をつけていたソニーGなど、売られる銘柄が多かった。「日本郵便への配達委託の停止を打診した」との報道が嫌気されたヤマトHDも軟調に推移し、日経平均の業種別下落率では陸運がトップだった。日経平均の下げ幅は100円に迫る場面もあった。

午後にかけては日米中銀のイベントを前にした様子見姿勢も強まった。市場では「足元で円安がやや速いペースで進み、為替対応も含めて日銀の金融政策運営の不透明感が意識されている」(国内証券のストラテジスト)という声があった。

東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は8.23ポイント(0.30%)安の2738.33だった。JPXプライム150指数も続落し、3.98ポイント(0.33%)安の1215.44で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆3314億円、売買高は15億2824万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は975。値上がりは612、横ばいは57だった。

信越化、東京海上、アステラスは下げた。一方、中外薬やリクルート、バンナムHDが上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕