米国株、ダウ小反発 経済の正常化期待の買い
米国・欧州株概況2021年5月27日 5:08

【NQNニューヨーク=張間正義】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、前日比10ドル59セント高の3万4323ドル05セント(速報値)で終えた。米国で新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、経済活動の正常化が進むとの見方から景気敏感株中心に買いが入った。ただ、ダウ平均は過去最高値近辺にあり、短期的な利益確定売りも出て上値は重かった。

米国では25日時点で18歳以上の半数に当たる1億2900万人が新型コロナワクチンの必要な回数の接種を完了した。バイデン米政権が掲げる7月4日の独立記念日までに国民生活を平常時に戻すとの目標に近づいているとの期待感が高まった。

化学のダウや建機のキャタピラーなど景気敏感株が上げた。娯楽・映画大手のウォルト・ディズニーとスポーツ用品のナイキも買われた。
ただ、相場の上値は重かった。高値警戒感からの利益確定売りが出たことに加え、ドラッグストアのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが大幅に下落した。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが薬局の実店舗展開を検討していると伝わり、競争激化が嫌気された。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、前日比80.822ポイント高の1万3737.996で終えた。