つづきだよ
⑤反対側のサイドギアを作るよ
反対側のサイドギアを作成します。
まずは中空六角シャフトをデファレンシャルに差し込みます。
刺さらない場合は中空シャフトの穴をドリルなどで拡張しましょう。
さらに差し込んだ六角シャフトに余っているサイドギアを差し込みます。
デファレンシャルのギアと噛み合うまで差し込んだら、シャフトにギアの位置をマーキングします。
一旦、シャフトとギアを外して、シャフトのギアが取り付けられる位置に溝を掘ります。
中にシャフトが通るので穴を開けないように注意。
サイドギアには0.5㎜で穴を開けます、
先ほどのマーキングの位置にサイドギアを戻し、隙間に接着剤を流し込みます。
こうすることで固まった接着剤がシャフトの溝やギアに開けた穴に引っかかって
空転や抜けを防ぐことができます。
反対側のサイドギアも完成!!
⑥デファレンシャル側のシャフトを延長する
デファレンシャル側の六角シャフトを延長します。
まずは六角中空シャフトに穴を開けます。
例のごとく、いったん溝を作ってからドリルで穴を開けています。
穴は貫通しなくても大丈夫。
ここから接着剤を流し込むだけですので・・・
穴が開いたら、シャフトの中をバリ取りします。
デファレンシャル側1.4㎜シャフトに溝を掘ります。
溝の場所は適当です。2~3か所に溝を掘っています。
シャフトにデファレンシャルを差し込みます。
差し込んだシャフトがまっすぐになるように調整します。
セッチングボードの上に置いたり、バイスで挟んだりしてシャフトがまっすぐになるようにします。
シャフトに開けた穴に接着剤を流し込みます。
シャフトの中で接着剤がデファレンシャルのシャフトを巻き込む形で固まり、
溝に入りこんだ接着剤にシャフトが引っかかって空転と抜け止めを防ぐわけですな。
接着剤がデファレンシャルの方まで流れ込んでしまった場合は、とりあえず固まるまで動かし続ければ助かります。
仕上がりはこんな感じ!!!
完成だよ!!
デファレンシャルが完成しましたがシャーシに取り付けなければただの置物・・・
シャーシに合わせて削る範囲をマーキングするよ。
あとはリューターでガリガリ・・・
こんな感じで収まりました!!!
さらにFRPやカーボンでベアリング受けを作ってみました。
今感じにデフが機能すればOK!!
走らせた
走らせたらこんな感じ・・・
答え合わせ
— サンペイ🏎@LINEスタンプ第5弾できました (@Sanpei_Tohfoc) May 14, 2025
コーナー時の車体の向きでタイムがかなり変わりますな。
リアはそんなに長くしなくてもよさそうね。
フロントは重心よりも前に置いた方が変な動きをしなくていいかも。
ただ、ローラーベースが短いと車体の向きが安定しなさそうなのが心配か?#ミニ四駆 #mini4wd https://t.co/mJ1V65NdHW pic.twitter.com/Ue55pAccj3
ローラーセッティングしだいだけど、コーナースピードはいい感じ!
でも、もっとデファレンシャルを活かすのであれば、フロントはタイヤより前の方が良さそう。
今後もデファレンシャルの開発と研究を続けていきますので応援ヨロです!!!
以下、参考
デフを作った配信