世の中の息苦しさを感じる事がある。
モラルをかさに着て正論ばかり。それかいちいち悪を肯定する人も。
世の中はそう簡単にできてないわけで。
事実は映画よりも醜悪で何でもありだ。
そして人間は残酷でもあり優しすぎる部分もちゃんと持っている。
昔、ってか私の若い頃アメリカのコロンバイン高校で銃の乱射事件があった。
そりゃ良くないし悪いに決まっている。
だけど、「追いつめた側」の責任は問われることがない。
少年2人がなんでそんな酷い事をしたのか?よりもそういう社会になってる事に目を向けたい。
それにゴスだのトレンチコートだのマリリンマンソンだのイメージがつきすぎ。
多分もっと単純な理由な気がしてて。
その事件を解剖してて納得のいく文章になっている。
それを解説してたのが高橋ヨシキだ。
彼の映画における感覚はパンクであり、冷静。
面白おかしい内容だけでなく、真面目に色んな事件を考察しなおかつちゃかしてる部分も多い。
物凄くバランスがとれている人なので彼の映画評論だけは信頼している。
ああ、そうか、、、QPクレイジーのジャケットも高橋ヨシキだ。
冗談と本気とバカとか入り乱れる人間社会だけど見方を変えれば色々な考えや感性があるのがわかる内容になっています。
お薦め
今日の1冊 暗黒映画入門 悪魔が憐れむ歌 高橋 ヨシキ (著)

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)