今日の1冊 絞首刑 青木 理 | おにぎりくんの感想部屋

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本願寺月光蟲です。

よく、先進国で死刑があるのはアメリカと日本だけだと言う人がいる。
少し調べるとほんとにそうみたいですね。
で、被害者や被害者遺族の事を考えると死刑反対と言える人はいないし私もまあ・・・「うーん」というとこ。
だが死刑制度には色々と矛盾も多いような気がします。

なんかいちいちめんどくさい思想の人がこういう問題になると熱くなるわけですが。
例えば死刑を中継した場合視聴率は凄い事になると思うわけです。
ですが人権上そんな事はしないわけで。だけど人権を奪う行為なんだし中継しても本来問題ない気がする。

被害者の気持ちと死刑反対論者の戦いは永久に終わらないような気がする。

だけど死刑制度は悪人を罰するわけではない。
前に「死刑でいいです」とか平気で言う殺人者もいたし、そもそも世の中には死刑が怖くない犯罪者も結構な数いるんだよね。
犯罪の抑止として死刑が成り立たない犯罪者もいるということ。

あと、本当に反省する死刑囚もいるんだねえ、とよく考えたらわかる事なんだけどそんな事考えて生きてる人はいないんだよな。
この本に出てくる死刑囚や冤罪等で死刑判決を受けた人の話がルポされています。

かなり興味深く読みました。

この本には未成年の極悪人が出てくるんだけど、少年少女の暴走ってこわいんだよね。こわいものないし。
最後のほうは泣けるというか。ほんとうに謝罪の気持ちがあってももう遅いみたいな・・・なんだか泣けました

今日の1冊 絞首刑 青木 理



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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない