麻辣炒麺。マーラー麺。あぁ、まぁらあ麺。
前に麻辣炒麺の事を書いたんですが、やはりいまいちわからない麺なんだよなあ、と。
何回もネットで「マーラー麺とは」とか検索しても出てくるのは食べログとか中華料理屋のサイトばかりで;;
前回→君はマーラー麺(麻辣炒麺)を知っているだろうか(笑)
で、色々と食べ歩いたりしたいとこなんですが当たりはずれが多い予感もしまして、様子をみつつ色々と食べたり調べたりしたんです。
何となくわかったことが数点。
でも私はただのマーラー麺好きなだけでシェフでも中華や韓国系の外食産業でも働いておりません。
いち麻辣炒麺ファンなだけですので「予想」「こうなんではないか?」的な話でしかないです。
元々はルーツは刀削麺なんですよね。
ネットレベルでこれを調べるとですねえ、
小麦粉を水で練った生地の塊を持って(あるいは頭の上に乗せ)湯の沸いた鍋の前に立ち、くの字型に曲がった包丁を用いて生地を麺状に削り落として直接鍋の中に入れ、茹でて作る。
曲がった包丁で削るため麺に薄いところと厚いところができ、それが独特の食感を生み出す
↑との事なんですよ。
ようは小麦粉のきしめんみたいな食べ物なわけです。
これ、厳密に言うとラーメンではなく中華蕎麦とも似て非なるもの、みたいな。

↑ほら、きしめんみたいな。
まあこのへんまでは調べればわかるわけです。
で、この刀削麺の種類といいますか、味付けがマーラー味ってのがあるわけです。
だからマーラー刀削麺ってのがあるわけです。
でですね、これ、日本においてこれを出す店は多いわけで探せば結構出てくるわけです。
だけど、コレは「中華料理」なわけで、ラーメンていイメージがないんだよね。
激辛小麦粉きし麺、みたいなわけだしこのままだと「本物だけども日本人相手に商売をしようと思ったら敷居が高い」って感じではないかと。
で、普通のラーメンの麺に変えて出せば多少は売り上げが変わるんではないかと。
そんで麻辣麺を提供する店が増え、気軽に食べれる店が増殖したのではないかと。
だからこれ、中国行くとないんではないかと。
日本独自なのかもしれないと思います。
本物と似て非なるものになった、という感じかもしれない。
激辛ファンは数多いですが、この麻辣炒麺ファンは実はグルメじゃないかなあ?とか思ったりします。
麻辣炒麺の美味しい店ってのはただたんに辛いだけじゃないんですよね。
麻辣炒麺の特徴として、「最初は妙に甘い」って特徴があるんだよね。
そして、スープの旨みと甘さがちゃんとあって、そこに超激辛が乗る感じなんですよね。
「辛ければなんでもいい」とかいう舌キチガイより「ちゃんとした辛いものを食いたい」人が麻辣炒麺を食べてるんではないかと思います。
店によって辛さは違うわけですが、最初甘いってのは共通してる気がします。
まあただ辛いだけで酸っぱくなるだけの激辛麺の店も多いような気もしますが・・・・。
私が食べてる店は「そこらへんの中華料理屋」なんだけどもじつは少しだけ本格的なんですよ。


最初甘い、でも4口目あたりから凄まじく辛くて汗が止まらないという。
でも止まらない。
麺もラーメンの麺です。


しかもですね麻辣炒麺の良いとこは具だくさんなんですよ。
そこも好きな理由です。


いっぱい食べたい人や太るのを気にしない方は白米も一緒に頼むのがいいかもしれません。
超辛いですが結局止まらないで飲んでしまうという・・・

恐るべし麻辣炒麺・・・・。
本物を食べたい方は麻辣刀削麺
日本人向けで気軽に食べるなら麻辣炒麺
こんな感じでしょうかね?
美味しいマーラー麺の店を自分で探してみてください。
お気に入りの店はあんま教えたくないよね、混むから。
しかもこの麺、、汗が凄くなるから空いてる時に食べたいんだよなあ(笑)
また調べておくかな、と。