途上国は貧困が凄いなんて想像がつくわけですが、想像以上に凄まじい事になってるエリアが。
自分の身体障害を売りにしてる乞食は旅エッセイ本で良く書かれていますが実は想像以上に凄い事になっている。
マフィアが目玉を潰したり、片足を切断したり・・・・・。
乞食ビジネスをマフィアが仕切っている地域も。
そのマフィアの手先が10歳未満だったりする。
赤ん坊をさらってきて体を痛めつけ、乞食にレンタル・・・・。
乞食はその子供を使ってお恵みを貰う。
だが、赤ちゃんも大人乞食も年齢を重ねていくわけで、延々同じ事になって負の連鎖は止まらないという・・・。
この子供マフィア達の生き方が凄まじい。
元々親から捨てられてたりするので金と暴力で生きていく構造になっている。
乞食を経てマフィア(といっても街のチンピラからスタート)になっていく。
そこに平和はない。だが、彼らも生きるために必死。
いたたまれないが人間社会の矛盾、運の大きさを痛感する本です。
お薦め。

今日の1冊 レンタルチャイルド: 神に弄ばれる貧しき子供たち 石井 光太 (著) 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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