今日の1冊 ルポ十四歳 井田 真木子 (著) | おにぎりくんの感想部屋

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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。


読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

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ルポ十四歳 感想。


ルポ十四歳―消える少女たち
井田 真木子 (著)


思春期のバカな奴を真面目に取材した本。
タイトルと表紙に騙されそうな感じだが実はかなり真面目にレポートしている。
大人が読んだら面白く読めるかと思います。

バカなガキってのは大抵親もバカと想像できるわけだがこの本でに出てくる親も例外ではなくバカ。

そのバカなガキと一緒にアメリカに行って同じ14歳を見せる。

アメリカでのグレた14歳は日本の14歳よりはるかにイカれてるわけだがそこには甘えはない。
日本は甘えばかりという・・・。
著者のほうも過去にトラウマがあり日本の14歳に思いいれがあり中立な視点では書かれていない。

思春期は誰でも根拠のない自信があるのが普通、っていう視点が抜けてる気もしたんだけど。

ただ、アメリカの青少年を救う団体に真面目に取材してるくだりは物凄く読み応えありです。

非行した少年少女に対する対応が日本と全く違うのが凄く面白いです。

お勧めです。