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こんにちは、本願寺月光蟲です。

梅干の季節、梅酒の季節ですね。
画面の前の貴方は相変わらず頭悪いですか?
大丈夫です、私も悪いですから!

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今日の1冊

映画秘宝EX 鮮烈!アナーキー日本映画史1959~1979 の感想。


映画秘宝EX 鮮烈!アナーキー日本映画史1959~1979

個人的に思うのは邦画とドラマは絶対に昭和のほうが良かったかなあと思います。

お笑いは時代が関係してきますし、音楽はもっと流行りが露骨だったりですしなんとも。
お笑いも音楽も思春期が結構関係してますが、ドラマや映画の場合「今のよりおもしれえじゃん」ていうのがよくあるわけです。

ドラマや映画は「子供の頃、映画おもろかったなあ」ではなく、「この時代の映画、なんでもありだな・・・」と思うんですよ。

とにかくもう無茶苦茶。荒唐無稽。
公開当時だって「ンなのあるわけねえだろ」があったと思うのですが、多分当時の大人と子供などみんなが大らかだったのもあるでしょうし、なおかつ「日頃見れないモノは映画で」みたいな感じであったかと思います。

ドラマも映画もホント「ひどいな、これ」が連発してた時代の映画の紹介本がコレ。

芸術性もあるわけで、バランス感覚というのか、当時の映画は妙に汗臭い。
エンターティメントと芸術性とお金儲けが混沌としてた時代ならではの映画が盛りだくさん。


この本に書いてある映画を5,6本も観たら今の映画をあまり観なくなると思います。

映画とドラマだけは昭和が勝ちだと思えるようになります。
私も生まれてない時の映画ばっか紹介されてて、かなりの量観てますがやはり「この時代なんなんだよ」と思いながら堪能しています。
結構良いガイド本です。

でも、かといって「昔の日本は良かったなあ」とは思いません。
あくまで映画とドラマに限った話。