ビジョン:メッセージ | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

今朝のビジョンは長く、ビジョンの中のビジョンなので言葉にすると分かりにくいのですが…必要な方へのメッセージとして記録します。


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私は彼と共に、タイミングよく彼らの車にピックアップしてもらい北東へ向かう。


私たちは運転ができないが彼らはできる。

できるとできないが、鍵と鍵穴のようにカチッとうまくはまって歯車になって次々とタイミングがうまく動き出す。


これからすべてがこのように進むのだと確信する。


助手席から振り返った黒龍の人は以前とイメージが違った。


以前は西洋の甲冑をまとい、傷つくことが怖くて脱げない様子だったが

今は禅僧のような知性を瞳に湛え優雅で堂々たる振る舞いだ。


と思ったら禅寺が見えてきて階段を登り、彼は振り返りながら私たちを寺の中へ案内しだした。


私は車の中でそのビジョンを説明しながら、


「これを前世だと捉えたらいくつかのストーリーが過去と今を繋ぐ事象の説明をしだすだろう。

これをハイヤーセルフだと捉えたら1人ずつに必要なメッセージをくれるだろう。

どちらが聞きたい?」


と車内の3人に問う。


問うたものの、私はもう過去の事象が必要のないことを知っていて、メッセージをもらうことを心に決めてビジョンに戻る。


彼はこの寺の最上位の僧侶であり、鮮やかな黄土色の袈裟を翻し堂々たる振る舞いだが、私たちに敬意を払ってうやうやしく扱ってくれる。


私たちは一体何者なのだろうと自分たちを見ると、明らかに巨体…長身で他の人間とは異なる人種のように見えた。

ベルベットのような深い赤や青のマントも、地球の素材には見えなかったし、顔つきもヒョウのような動物に近く、巻いた髪と瞳は金色だった。


「これはこの寺に伝わり我々が代々守ってきたものだが我々にはこれが読めない。あなたがたなら解読できるのではないか。」


禅僧が扉を開いた部屋の壁一面には、模様や文字のようなものがびっしり彫られた金属のような壁がそびえていた。

私はそれに手をかざし、


ああ、なるほど。


と思った。


「これはあなたがたが思っているような、言葉として読むものではない。これは意識の再生装置だ。波動を反射させて意識に映像を再生する。」


私は説明しながら歌のようなマントラのようなものを唱える。

声の波動が金属版に反射して、ビジョンが見える。

(ビジョンの中でビジョンを見ている更にその中でビジョンを見た。映画インセプションみたいだ。)


「同じように再生装置は形を変え品を変え残されている。先人たちはなんとか後世に伝えようとしたのだ。」


と言って私は近くにあった琵琶のような楽器を指差す。

先人(宇宙の人)たちの叡智は楽器や音楽や神話、建造物の配置や構造やそれを通る風の音、模様や絵やシンボルの形をとって、記憶の再生装置として地球のいたるところに保存されている。


僧侶(=黒龍の人)へのメッセージとして、砂の粒にズームインしてゆくビジョンが見えた。


なるほど…


私は車内の彼に説明する。


「砂、と総称される粒は様々な種類の鉱物の断片であり同じものではない。鉄があり炭素がありケイ素化合物があり有機物もあり…それらは己が砂であろうとは思っていない。ただただ自分として存在しているだけ。でも人は総称して砂と呼ぶ。あなたもただただ自分として存在すればいい。周りとの調和を気にする必要はない。己の個性を最大限に発揮しても、人は総称して砂と呼び、総称してヒトと呼ぶから。周りと合わせようとしなくていい。あなたらしくあなたであればいい。」


第2チャクラと第3チャクラが光って見えた。


第2チャクラを癒し、第3チャクラの太陽の光を輝かせる、これが私も含め車内4人全員に必要なこと。

車を止め、外に出て天を仰ぐ。

太陽の光を浴びて、その感覚そのもの、そのエネルギーを体内に引き込んで(シンクロさせて)自らの内部を…


燃やす?


何を?


「命を」


命を燃やすとはどういうこと?


「思いのままに生きるということ。」


「己の奥へと直感を研ぎ澄ませ。

心の疼きを現象界へ放て。」


『存在』との会話を皆に伝えた。


「私たちは命を燃やし自ら光を放つ恒星となることが求められている」



次は彼女へのメッセージを。


私は金属版に向かって歌う。


彼女にも歌うよう促す。


高波動のバイブレーション。


なるほど、これは鍛冶職人の製鉄だ!


私はビジョンを見ながら説明する。


「あなたの発する波動は高く微細で、人の不要なもの(感情、感覚)をふるい落とす性質がある。刀鍛冶が鉄を叩くのは鉄の中の不純物を火花にして叩き出し、純粋な鉄にしているから。あなたの波動はそれと同じこと。そしてそのバイブレーションはフイゴ…アコーディオンのように、押し引きをして放出される音だ。だからあなたはわざと、自らの人生に波を起こし押し引きをさせエネルギーを生み出している。あなたの波動を必要とする多くの人がいる限り、あなたはそのやり方を続けるだろう。私には出せない高波動をあなたが出してメロディーは完成してゆく。私たちの歌声は多くの人を感動に震わせる。人々はより純粋に魂として生きる選択をしてゆくだろう。これは具体的に声を使うという意味なのか宇宙の比喩なのかは分からない、どちらの意味もあるのかもしれない。」


次に、私の隣にいる私と同じくヒトらしからぬ容姿の彼が金属版に手をかざした。

私は声の反射で波動を読み取ったが、彼は金属版を異空間へと繋げて(中心がブラックホールのような空洞になった)中から何かを引っ張り出した。


なるほど、必要な情報をそうやって取り出す方法もあるのか、と私は納得する。

彼と出会ってから今までが一瞬で頭によぎり情報整理される。

金属版の中の情報はスピードが速い。

テストの答案に勢いのあるマルをつけるみたいに一瞬だが、次のマルはひとつ上のスパイラルで、始める準備が整いつつあるのが分かった。

今までの選択に宇宙からマルをつけてもらいホッとした気分でもあった。


比喩は多重で情報は濃密になってゆくが、読み解きも直感でスピードがあがってゆく。





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私が異常に映像記憶力が良いのはこういうビジョンやメッセージを覚えておいて伝えるためだろうと思います。

固有名詞に対する記憶力はスカスカですけどね。笑