狐に導かれた?開いた道は龍の道 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

 
まずはこちら↑をお読みいただきたい。
 
けど、
 
めんどくさがりな方のために要約しましょう。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
高熱の後に龍が見えるようになったという現象が
自分の脳の機能障害かもしれないという不安を拭いきれなかった頃、
私は伏見稲荷神社で白龍大神のお社と石碑に出会った。
 
その石碑につらつらと綴られていた古文には、
 
龍は宇宙からやってきて
金色に輝く目を持ち
姿は自在に変化し
時に透明にもなる…
 
私の脳裏に映る龍たちとまさに一致する特徴が書かれていた。
 
あの石碑を写真に収めてじっくり読みたい、
と再度訪れた伏見稲荷で、
不可思議なことが起こった。
 
記憶の場所に、白龍大神がない。
他のお社は記憶通りなのに。
 
奥の雑木林に続いた道が、ない。
白龍大神から続いていた石段が、まったく別の場所にあるという不思議。
 
狐につままれたとはまさにこのことか。
 
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これが今年3月のことでした。
 
さて時は流れ。
 
ハロウィンの日に髪を切りに行ったら、
巫女さんの仮装をした親子が狐のお面をかぶってやってきました。
 
 
そこから狐シンクロが始まりまして。
 
 
代休の子供たちをどこかへ連れてってやりたい。
 
脳裏によぎるのは伏見稲荷。
 
「一緒に行く人でたどり着く場所が変わるかもね」
 
と前回お供してくれたnanacoさんの言葉が蘇って、子供たちと一緒に行ってみることにしました。
今思えば、狐のお面の巫女さんが親子だったのは伏線だったのかも。
 
 
私が最初に白龍大神を見たのは山道に逸れた伏見神寶神社で間違いないと思います。
 
白龍大神の隣のお社にあったのが、狛犬でも狐でもなく、狛龍だったのを覚えているから。
 
左が地龍、右が天龍なんだそうな。
 
けど記憶している場所にはやはり、白龍大神ではなく事務所のような建物が・・・。
でもね、3月には奥に続く道がなかったのに・・・
 
 
今回は道あった!!
 
しかーし、記憶では紅葉がキレイな雑木林だったのに、今回は竹やぶ。
一の峰へと続くバンブーロードと書かれていました。
 
また、別の道が開いたのか???
 
あれか、伏見稲荷はハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校みたいなもん???
 
とりあえず山頂までゆこう。
 
山頂までは右回りと左回りのルートがあるのですが、私は必ず右回り。
左回りは階段がキツイ上に、神様を回る順が逆になってしまうから。
 
と思って右回りに行ったつもりが、
間違えて左回りだった!!
 
気付いて戻ろうか迷った時、
灯籠の明かりがパッと左回りルートの奥まで点灯したのです
 
そして息子が「こっちでいいやん。」と言う。
 
導かれてるような気がして左回りを進みました。
 
山頂へと続く上りの階段と下へむかう別れ道にたどり着いたとき、ふと足が止まりました。
 
下へむかう道なんかあったっけ??
 
前回も前々回も右回り。
右回りだったら気付かないであろうその道を、たまたま左回りの今回気付いた。
 
これは何かある。
 
下へ行ってみたい!
 
「下へ行ったら、帰りは上るってことやろ?
さらに山頂まで上るんやろ?
・・・嫌。
 
まっとうな子供たちの反論に即座に、
 
「じゃひとりで行ってみるからここで待ってて!!」
我が子たちはしっかりした小学校高学年ですからね、この言動、そんなヒドイ親ではないはず・・・
 
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衝動のまま私は駆け出した。
 
あんなにたくさん観光客がいたのに
そこには誰もいなかった。
 
かろうじて舗装されていた階段もなくなり
完全な山道、完全な山の中を駆け降りる。
 
倒れた鳥居の前に立ち入り禁止の看板。
 
子供たちを連れていたらここで引き返していただろう。
 
けど今はひとりきりで駆けている。
 
水の流れる音。
 
この流れの先を見なくては!
 
衝動のままさらに足を進ませた。
 
そして唐突に現れたその場所は…
 
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白龍大神!!!
 
神秘的すぎて高鳴る鼓動…
 
道を、開いてくれた気がする…
 
ありがとうありがとうありがとう
 
とずっと呟きながらお参りしました。
 
古文が刻まれた石碑はなかったけど、
次に行くときは見つかる気がします。
 
まんまる龍のキュートな後ろ姿を撮ったら
降り注いだ虹。
龍が笑ってるみたい。