剥き出しの血肉
すべてを飲み込むマグマ
赤黒く渦巻く流れは破壊の神
深く深く中心へ
守護の神へと変容する
破壊のあとの創造が始まる
世界が彩られてゆく
ふたつの世界を往き来する
神の遣いが時を告げる
変容の時が来た
破壊せよその「今」を
構築せよその「次」を
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オーダーアート募集をストップしたのはこのビジョンを無性に描き上げたくなったからでして
オーダーアートを描く予定のキャンバス使っちまいました。
この絵、すごく面白いのでちょっと聞いてくださいな。
写真撮り損ねましたが、この絵は最初、本当に血肉のようにおどろおどろしい赤と紫でした。
ご存知でしょうか?
初期の地球は回転するマグマの渦。
地表が固まった今も、
地球の中心はマグマの溶鉱炉のようになっており、磁性のある鉄やニッケルがどろどろと回転しています。
それが地球の磁場を作り出しているのです。
磁場は地球を守るバリアーです。
磁場がなかったら太陽からの宇宙線で生命はズタボロなんです。
龍の鱗に使ったのは
3種類の粒子状のパイライト。
たまたま見つけて一目惚れしてオルゴナイトに入れようと買ったんですけどね、
いぶし銀の龍の鱗に質感がぴったりでして。
奇しくも
パイライトのパワーストーンとしての意味は
「守護」
地球を守る磁場と同じ!
しかも悪意や嫉妬やひがみなど、人間が放つネガティブな感情からの守護だそうな。
なんか妙に腑に落ちます…
龍が行き来する左上と右下の世界ははっきり違っていたのにだんだん色が融合してバランスがとられてゆきました。
2つの世界の融合…意味深でしょ?
まだまだ上に行き花開けるのだと教えに来ています。
曼荼羅の世界が境地。
爪でこついているクラック水晶にはヒビが入っています。
それを割れと。
勇気を持って「現状」を破壊してみろと。
ヒビは龍が入れてくれたから、あと破壊するのは本人なわけです。
人間の細胞も骨も血液も破壊と再生を繰り返しています。
エントロピーの増大(時とともに物質が秩序を失っていくこと)
に抵抗し存在し続けるために生命が編み出した動的平衡のシステムです。
そのシステムと同じく、
大きな相似形として、
意識の世界も破壊と再生が必要。
そのタイミングを変容と呼ぶ。
大きな守護と身近な守護はいつもある、
それを忘れるな、破壊と変化を恐れるな。
そんな感じのメッセージを描いた一枚です。