「緋(アケ)」 | ◎時空の螺旋◎ spatio-temporal-*HELIX*

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この世界の美しさ
自然の摂理の巧妙さ
命の営みの不思議さ

センス・オブ・ワンダーをアートで表現します。

「緋(アケ)」

 

太陽

 

意識

 

昨日と明日

 

 

 

全から個へ

 

人間

 

本質

 

個から全へ

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

この絵のモチーフにニヤリとしたあなたに

私もニヤリをお返ししましょう。

 

みんな大好き、エジプト文明です。

 

エジプト文明の壁画によくある緋色のを、

何と呼ぶのか分からずタイトルに悩みましたが

”アケル”という神(地平線を神格化したもの)が

このを囲む獅子の姿で表されると知り、

”緋”を”アケ”と呼ぶことも知り、

このタイトルとなりました。

 

前回の「扉」を「アケ」たいな、と語呂もいい(笑)

 

さぁ~て。

 

私は上手に説明できるでしょうか・・・

 

今回は、「tongue」の解説にも繋がります。

 

 

いきますよ~

 

 

エジプト文明の壁画の、

動物の頭をした神々の

頭上に描かれているのがこの緋色のです。

また、”アケル”のように獅子が囲んでいるものもあれば

コブラが囲んでいるものもあり、

太陽のように上空に描かれ、

矢のような光が降り注ぐバージョンもあるようです。

 

「太陽神」

 

を表す、とされています。

 


アメリカ:金色・オレンジ・黄色
ドイツ:黄色
オーストラリア:黄色・オレンジ・白色
中国:黄色・白色
ヨーロッパ諸国:黄色

日本:赤色

 

これは何かと申しますと、

各国の子供たちが、太陽を何色で描くかです。

 

赤いのは日本だけですね。

 

レイ~ ア ドロップ オブ ゴールデン サン~♪ byドレミの歌

 
が表す通り、言われてみれば
太陽の光は金色ですし
実際見ると白っぽく見えますが

赤で表現するのはなぜだろう。

 

日の丸を国旗とし、

太陽を赤で描き、

天照大御神・・・つまり太陽神を崇拝する日本と

エジプトの太陽神ラーの

共通性があるというお話が興味深かったです。

コチラ↓

http://blog.goo.ne.jp/runrunsumera/e/e26d704d5bec7a339ef28a7bf61f543d

 

今のエジプトの子供たちは太陽を何色で描くんだろう?

ささやかな疑問です。

 

知ったかぶってますけど、

私はこのエジプト壁画のを知ったのは

ついこないだなんですよ実は。

 

 

で、見た瞬間、

 

ああっ!

このは、

私が三輪山で

「自分の意識体」

として感じ描いたものと同じだ!

 

と、直感で思いました。

 

 

エジプトの壁画でも、頭の上に太陽がくっついているように見えるの、ちょっと変だと思ったんです。

 

 

 

太陽と繋がっている部分を表しているんじゃなかろうか。

 

太陽からの、エネルギーを受け取る部分といいますか。

 

別次元の、「扉」と繋がる自分の中の扉のようなもの。

(前回「扉」で書いた詩はその感覚を表したものです)

 

は、自分の意識体そのものなのか本体と呼ぶべきか・・・

 

言葉で表現するのは難しいです・・・。

 

 

それとね、昔から言われているじゃないですか、

”神は 人間に 自分と同じ力を与えた”

 

それを表すのがなのでは、と思ったのです。

 

 

ヴェシカ・パイシスのこと、覚えてますか?

「ヴェシカ・パイシス 紫色の眼」で説明しています。

 

創造、始まり、調和、融合を表すカタチです。

 

これ、円じゃなくて球体なんです。

立体的にイメージしてくださいね。

 

上図のヴェシカ・パイシスを

右または左の中心から見ると

に見えます。

(遠い方の球体が一回り小さく見える)

 

神の創造力を人間に与えた印がなのでは?

 

それをこの絵が表している・・・

(上部が神の世界、下部が人間の世界、

この絵を描きながらそんな気がしたのです)

 

 

 

そして、”創造力”は”想像力”であることを

私は「俯瞰」「火の鳥」で教えてもらっています。

 

「tongue」では

”言葉”は、想像の中のあいまいなものに

カタチを与える”創造”の力を持つということを書きました。

 

太陽の光がエネルギーを与えるのも

海の中に生命を生み出したのも

雷が進化を促すのも

人間に言葉を与えられたのも

文化や文明の発達も

キリストが降り立ったのも

 

なんだか同じ図式のような気がするのです。

 

この図式には

包み込み、融合させる、

地球の愛、母の愛のようなものがあふれている。

地球そのもの、私たち人間も

融合させることを相似形として表しているんじゃないだろうか。

 

うーん、やっぱ言葉にするのは難しいですが。

 

私の考えをまとめますね。

・人間は太陽からのエネルギーを受け取るを持っている(それが本体でもある)

・人間は存在そのものが愛されている

・人間には神の創造力が宿っている

(カタチとしてはヴェシカ・パイシス、で表される)

・人間の融合が望まれている

(融合とは”生き方は個から全体への意識を持って”で書いたような内容、つまり能力の共有、貢献です)

 

私は三輪山でもこのカタチに出会っていました。

三輪山の葉っぱに表れていた模様です。

「三輪」

ほらね、

神の創造力

自分の中の扉のカギ穴、

融合を表す大きな

 

考えすぎですかね(笑)

 

でも、

絵と言葉を使って想像を創造するというのは

私の役目なのだろうと思います。

 

うまく言葉には表現できませんが、

ひとつ上のステージからの景色を垣間見た気がします。

 

ここまでの理解にたどり着いたのは、

みなさんのコメントのおかげです。

 

どうもありがとう。

 

P.S.

「神」なんて言葉をあまり使いたくはありませんでしたが

他に言いようがなくて多用してしまいました。

ちなみに私は無宗教です。