子供の頃、夢中で集めたものは? ブログネタ:子供の頃、夢中で集めたものは? 参加中

私の趣味の1つに、おまけ集めがある。
どうやら、収集癖があるのは血筋からきているようだ。

ビックリマンに始まり、メンコ、
チョコエッグ、ペプシのガンダムボトルキャップ、大学のロゴ入りライターなどなど。

集めだしたら止まらない。
これが散在の原因の1つだろう。

ビックリマンチョコに代表されるように、
シール集めが目的と化している人は中味のチョコを食べないで捨てることも多い。

ガンダムボトルキャップを集めていた時は、
冷蔵庫に常にペプシの缶が数本入っている状態だった(後に捨てる)。

このように、実際の商品ではなく、付随するおまけやポイント(マイルなど)を集めること自体が
目的となってしまうことを、認知科学や行動経済学では「媒介の最大化」という。

おまけやポイントは販促にすぎないが、それらをいかに最大化するかに専心し、
実際の商品からの満足感は低下することもあるというところに人間臭さを感じる。

高所得を得ようとするのも「媒介の最大化」の1種である。

つまり、お金を稼ぐことだけを目的とし、仕事の内容はどうでもよいと考えることである。
仕事に喜びを感じないが、高収入だから満足って人も多いのではなかろうか。

んで、おまけの話に戻ろう。

秋葉原や中野ブロードウェイでは、そのおまけだけが売買されていたりする。
実際の商品を買うより、おまけだけを安価に集められるため、効率がよい。
しかも中身を確かめられるので、かぶる心配がない。

それはつまり、「商品の中抜き」現象である。
メーカー側にとっては、たまったものではないかもしれないが。

媒介を究極に最大化した結果が、秋葉原や中野ブロードウェイなのであろう。

というわけで、万代書店に行きたくなってきた。