めまぐるしい発展を遂げる仙台。
首都圏を中心とした不動産投資が仙台に流入し、
中心部のまちづくりや大型開発が加速している。
仙台市青葉区中央1丁目813番(ヒューモスファイブ)が地価上昇率日本1位を記録。
青葉区一番丁・本町でもベスト10入りを果たした。
2010年までに23棟のビルが竣工予定であり、
東京ドーム8.9個分の延べ床面積が建築予定だそうである。
【仙台駅周辺】
首都圏を中心とした不動産投資が仙台に流入し、
中心部のまちづくりや大型開発が加速している。
仙台市青葉区中央1丁目813番(ヒューモスファイブ)が地価上昇率日本1位を記録。
青葉区一番丁・本町でもベスト10入りを果たした。
2010年までに23棟のビルが竣工予定であり、
東京ドーム8.9個分の延べ床面積が建築予定だそうである。
【仙台駅周辺】

エスパルⅡが完成し、にわかに活気づく仙台駅周辺。
今秋オープンの19階建て仙台マークワンは、1階~9階にパルコが入る。
また、広瀬通に分散した高速バス(路線)の停留所を集約化する案が浮上している。
さらに、ペデストリアンデッキが30年ぶりに模様替え&エスカレーター設置されるそうだ。
仙台D.C.前の9月末の完成を目指しているそうで、約4400平方mを改修。
2011年までに約18億円を投入する見込みとなっている。
構想としては、マークワンビルとエスパルⅡの間に70mのペデストリアンデッキを延長させ、
アエル前から宮城交通バスプール跡に建設される20階建て仙台中央広瀬ビル
(09年11月完成予定)まで65m延長されるようである。
【花京院】
花京院地区では、一丁目の大塚家具が着工。
さらに、14階建て花京院プラザ、14階建てあいおい損保仙台ビル、
9階建てCRD仙台花京院が完成と開発が進んでいる。
【東二番丁通り】
[ホテル]
ホテル通りと称されるようになってきた東二番丁通りであるが、
続々とホテル建設が進展している。
まず、37階建て森トラストの手がける仙台一番町プロジェクトは着工に入った。
【花京院】
花京院地区では、一丁目の大塚家具が着工。
さらに、14階建て花京院プラザ、14階建てあいおい損保仙台ビル、
9階建てCRD仙台花京院が完成と開発が進んでいる。
【東二番丁通り】
[ホテル]
ホテル通りと称されるようになってきた東二番丁通りであるが、
続々とホテル建設が進展している。
まず、37階建て森トラストの手がける仙台一番町プロジェクトは着工に入った。

完成すれば東北随一の高さを誇るビルになる。
ここには、ウェスティンホテルが入居予定である。
東宝跡地に完成したリッチモンドホテルプレミア。
野村證券仙台支店が入居しており、なかなか立派なビルである。
三井ガーデンホテル仙台は現在建設中。
警察署跡地に完成した14階建て東二番丁スクエア。
これまた立派な造りのビルであった。
五橋のアパ・ヴィラホテルも完成し、仙台D.C.に向けた準備は順調といえるだろう。
[百貨店]
仙台ファーストタワー商業棟には新たに藤崎が出展予定で、
年商20億円を目指す意向である。
また、141を賃借して三越は更なる店舗拡大を見込んでいる。
【郊外】
[郊外アウトレットモール]
仙台港後背地に三井アウトレットパーク仙台港が、
泉パークタウンに仙台泉プレミアム・アウトレットが、9月にオープンすると決定した。
双方とも、コーチ、ワコール、ミキハウスなどが出展予定だそうだ。
[東西線]
都市再構築の最大の起爆剤とされる仙台市地下鉄東西線(2015年度開業)は、
落札率が一時下落したものの、現在は70%台にまで回復し、発注が急がれる。
総事業費2735億円のうち国からの補助金603億円と交付金753億円が出るため、
半分の財源は確保できている。
八木山動物公園~荒井までを結ぶ東西線だが、各駅周辺では再開発が活発だ。
八木山動物公園駅前には、地下自由通路ができる。
動物公園自体も約21億円をかけ再整備するという。
六丁の目・卸町駅付近には、東西線沿線最大規模の民間開発として
「杜の市場」が09年11月にオープンする予定だそうで、
東北の食が一堂に会するという。
[あすと長町]
ここには、ウェスティンホテルが入居予定である。
東宝跡地に完成したリッチモンドホテルプレミア。
野村證券仙台支店が入居しており、なかなか立派なビルである。
三井ガーデンホテル仙台は現在建設中。
警察署跡地に完成した14階建て東二番丁スクエア。
これまた立派な造りのビルであった。
五橋のアパ・ヴィラホテルも完成し、仙台D.C.に向けた準備は順調といえるだろう。
[百貨店]
仙台ファーストタワー商業棟には新たに藤崎が出展予定で、
年商20億円を目指す意向である。
また、141を賃借して三越は更なる店舗拡大を見込んでいる。
【郊外】
[郊外アウトレットモール]
仙台港後背地に三井アウトレットパーク仙台港が、
泉パークタウンに仙台泉プレミアム・アウトレットが、9月にオープンすると決定した。
双方とも、コーチ、ワコール、ミキハウスなどが出展予定だそうだ。
[東西線]
都市再構築の最大の起爆剤とされる仙台市地下鉄東西線(2015年度開業)は、
落札率が一時下落したものの、現在は70%台にまで回復し、発注が急がれる。
総事業費2735億円のうち国からの補助金603億円と交付金753億円が出るため、
半分の財源は確保できている。
八木山動物公園~荒井までを結ぶ東西線だが、各駅周辺では再開発が活発だ。
八木山動物公園駅前には、地下自由通路ができる。
動物公園自体も約21億円をかけ再整備するという。
六丁の目・卸町駅付近には、東西線沿線最大規模の民間開発として
「杜の市場」が09年11月にオープンする予定だそうで、
東北の食が一堂に会するという。
[あすと長町]

2010年度に事業完了予定のあすと長町は、総事業費が1189億円と目される。
各デベロッパーや大手ゼネコンから注目を集めているそうだ。
[天文台]
新仙台市天文台が7月1日にオープンした。
国内最大級の大型望遠鏡を完備する新天文台は、
敷地面積が旧天文台の25倍になっている。
余談だが、仙台市では3番目のPFI事業(BOT方式)だそうで、
伊藤忠商事らを株主とする(株)仙台天文サービスが市と事業契約を締結している。
この会社は開館後仙台市の要求水準に従い、
契約期間の2038年3月まで運営・維持・管理を担当するということだ。
【仙台D.C.】
今年10月~12月に実施される「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン」。
着々とホテルの建設が進む中、他にもいくつか取り上げるべき項目がある。
まず、日本三景の一つ松島ではついに温泉が湧出。
温泉宿泊地松島としてPRを打ち出している。
ベロタクシーを松島で運行することも決定、世界遺産登録においても活気づいている。
また、仙台D.C.とコラボレーションする予定である
伊坂幸太郎の「重力ピエロ」の映画撮影(オール宮城・仙台ロケ)が順調に進んでいるようだ。
このような中で、「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」が立ち上がる。
仙台をカンヌや釜山のような世界的な映像都市にしたいというのが市長の夢だそうだ。
【教育機関】
東北大学青葉山新キャンパスは、2008年度から造成工事を開始する。
これを機に10年後には世界のランキングトップ30以内に入ることを目指している。
全体面積81haを開発するということで、あすと長町に匹敵する広大な用地である。
青葉山新キャンパスは2011年4月に開校予定であり、
想定人口は5500人だそうだ。
法人化したため資金繰りに苦労している東北大学は、
片平キャンパスの南側売却を予定しており、
東北学院大学が購入希望所を提出したという。
仙台の様相は刻々と変化し、帰省するたびに新しい建物が建っている。
嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになることもある。
しかし、どんなに様相が変わっても自分の故郷であることには変わりない。
[今回の参考文献]
仙台経済界 2008 『臨時増刊号 仙台のプロジェクト100』 仙台経済界.