こんにちは。松尾です^^
今日は、危険性が叫ばれて久しい「歩きスマホ」について書きます。
一応、シリーズ化している「日本語って運動するには向いていない言語かも」に関連する話です。
結論としては、「スマホへの没入」が危険なのであって、どこに進むか?(目的地の認識)が明確であるならば。。。
どんどん、歩きスマホはやっても良いのではないか?と言った感じです。
まず皆さんに、外で歩きスマホをしている光景を思い出して頂きたいです。

こんな感じでしょうか?
よく「スマホ 画面」で検索すると、下記のような画像が出て来ます。

こちらの画像は、言葉にすると「スマホ越しにボンヤリと周囲を見る」と言ったところでしょうか。
しかし実際に、歩きスマホを行なっている時に、我々は「スマホの画面に没入」している。スマホの画面以外は、目に映っていない。ハズです。
そして、歩きスマホが危険と呼ばれる背景の1つには、この「画面への没入」が挙げられるかと。
「画面への没入」が起こった結果、人が近づいていることを認識出来なかったり、車と自分との位置関係の把握を誤ったり。。
「周囲の状況が把握出来なくなる事」に対する警笛として、歩きスマホはやめよう!と叫ばれているのだと思います。
今回書きたいのは、そんな「歩きスマホの危険性の分解・解説」ではなく。。
「スマホへの没入」と「(団体球技における)ボールへの没入」という現象は、深く関係しているのではないか!?ということです。
歩きスマホにおける「スマホへの没入」を解体・検証していくと、、
『スポーツ(特に団体球技)の競技力』『(団体球技における)ボールとの向き合い方』向上のヒントがあるかもしれない!?
という仮説を検証して行きたい。。
そんな時に、今回参考にするのが、発達心理学の概念である「2項関係・3項関係」というものです。
「2項関係・3項関係」に関しては、まず下記の図をご覧下さい↓↓

この図は、3項関係を示したものです。
3項関係は、生後9ヶ月以後に獲得できるコミュニケーション方法とされ、自分と他者以外のものを含めたコミュニケーションを取ることを言います。
具体的な例としては、「乳児」が「大人」との対面の場において、「ブーブー(車)」に指差しを行い、「大人」と見ている対象を共有している。そのような、遠くのものを指して、大人と同じ対象を見るコミュニケーションのあり方が、3項関係と呼ばれるものです。
次は、2項関係についてです。

2項関係は、生後9ヶ月以前にて、自己と他者・自己と物体との2者関係にて、乳児の世界が成立していることを指します。
ここでは「いないないバー」のように、乳児は自己と他者との対面のコミュニケーションを取り、周囲の物体・状況に対する注意は全く向けられていません。
以上が、「2項関係・3項関係」についての概要で、ここでは乳児を取り上げました。
しかし、これは乳児に限った話ではなく、我々大人もこの「2項関係・3項関係」のコミュニケーションスタイルの行き来を行なっています。
例えば、誰かと田中さんを待っている時「あっ田中さん来た!」と言い、一緒にいる人と、田中さんの映像を共有します。この時は3項関係に該当。
また、パソコンに我を忘れ没入している時は、パソコンとの2項関係に該当します。
ここで話題を「2項関係・3項関係」の概念を交えつつ「スマホへの没入」に戻します。
先に見ましたが、歩きスマホが危険とされる理由は、スマホへの没入です。
これを図示すると以下の通り。。

この概念を用いると、「スマホへの没入」は「自分とスマホとの2項関係」と言い換えることが出来ます。
「自分とスマホとの2項関係」の世界観にいる時は、近くにあるはずの物体に対して注意が向かない。
以上から、「自分とスマホとの2項関係を構築しているが故に、周囲の物体に注意が向かない」ことによる危険の発生が、歩きスマホをやめよ!の声につながるのだと考えます。
そして先ほど、僕は「スマホへの没入」が危険なのであって、どこに進むか?(目的地の認識)が明確であるならば。。。
どんどん、歩きスマホはやっても良いのではないか?
なんて屁理屈を言いましたが、言いたかったことは以下のことです。

つまり、「自分」と「スマホ」と「周囲の物体」との3項関係を構築できる。のであれば、歩きスマホオッケー!!ということです。
んで、なんでたかが歩きスマホで、こんな面倒臭い言い回しをするのか?
別に、歩きスマホを小難しく解体したい訳ではなく、、
「2項関係・3項関係」の概念を使って、「ボールとの向き合い方」に話題を移したいからです。
ざっくりいうと、「スマホへの没入」と「ボールへの没入」は、同じ図式で説明できる。ということです。
※団体球技では、ボールを主題にした声かけが、多く飛び交います。(下図は、その1例です)

詳しい話は、また後日書いて行きたいのですが、図にすると下記の通り↓↓

この図は、「自分」と「ボール」との2項関係に該当します。
団体球技の大目的は、ゴールにボールを運ぶこと。
つまり、団体球技は、「自分」と「ボール」と「ゴール・相手・味方」との3項関係を常に要求されます。
しかし『ボールを蹴る』『ボールを打つ』『ボールは友達』という言葉は、「自分」と「ボール」との2項関係。
大前提であるはずの「自分」と「ボール」と「ゴール・相手・味方」との3項関係を構築することって、案外忘れられがちだよね。
「ボール」とばかり向き合っていても、団体球技は上手くならないよね。
なんてことを後日書いて行きたいと思います。
ここまで、長々と読んで頂きありがとうございました^^
「ボールとの向き合い方」に関しては、『comeの概念』で検索して頂けると、より詳細に仮説検証している方々がおられるので
そちらも参考になるかと^^
※歩きスマホは、とても危険なので自己責任でお願いします(笑)
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