ぬ 2003/09/19 (Fri) 横濱俳句俱楽部ほのぼのとから
糸瓜の名前の由来は、漢名の、糸瓜(いとうり)と呼ばれていたものが
いとうり、の、いが省かれて、と瓜、になり
この、と、は、いろはにほへとちりぬるおわか、の、へ、と、ち、の間にあるので
へちま、という風になったという、駄洒落のような説があるそうだ。
糸瓜からは、サポニンの含まれる、へちま水、というものが取れ
これは、江戸時代の大奥でも、糸瓜水(しかすい)として用いられていたと
文政五年に書かれた、御制薬差上帳の記録に、あるそうだ。
その効能のほどは、長谷川町子の書かれた、サザエさん、という漫画の中に
何処かの家のご新造さんが、糸瓜を育てて糸瓜水を取ろうとしていたところへ
サザエさんがやってきて、この糸瓜水、効くのよね
といったのを聞いて、糸瓜を枯らしてしまう、というものがあったが
参考になるだろうか。
今日は、正岡子規が亡くなった日ということで、彼の、所謂、絶筆三句、
糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
痰一斗糸瓜の水も間にあはず
をととひの糸瓜の水も取らざりき
から、糸瓜忌とされる。
俳句では、糸瓜へちま、蛮瓜へちま、布瓜へちま、糸瓜いとうり
として、秋の季語になる。
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今日は久しぶりにリジェクトされて、文章が消えてしまった
思いついたことを書き並べているので、書き終えたものは覚えていないので
いつかまた機会が有ればと思う
因みに糸瓜と同族の瓢箪はアフリカの大地で世界最古の栽培植物とされているとか
いったい何のために栽培したのかは、参考にするべき資料は見つからない
糸瓜と言えば子どもの頃にはこの糸瓜の繊維で台所の洗い物や
お風呂での垢すりなどに使っていた記憶が有るので、ネットで調べると
二千円近くして、ちょっと驚いた